Monday, October 11, 2010

中国側から会談キャンセル 〜ノルウェー

ノルウェーの漁業大臣、中国に着陸して1時間後に会談キャンセルを伝えられたそうだ。やり方が失礼だとは思うが、関係者は誰も驚いていないとか。

ノーベル平和賞選考時から脅しもかけられていたので、中国はばかにされたままではいませんよ、というのを見せ付けてくるだろうと思っていたとのこと。ただし一時的なことであって、長期的な戦略として実行してくることはないだろうと考えられている。

ノルウェーの報道では、中国は「西欧はわれわれの成功をねたんでいる」と言っていると伝えられている。

外国在住児童への給付を制限できるか 〜デンマーク

デンマークで働くEU諸国の外国人たちへの児童手当について、政府は現在制限を設ける方策を模索中。

毎年およそ7500万クローネが、外国人労働者の母国に住む子供たちに支払われているが、これはEUで取り決められた労働条件の平等で規定されているため。しかしデンマークで働くEUからの外国人は季節労働者が多く、現今では10週間以上、週2時間以上就労していれば、児童手当をもらう権利が発生する。

これはデンマークの将来を担うとは言えない国外の子供に金が回りすぎているという批判と共に、実際に児童手当を支給する自治体にとっても短期労働者の給付制度登録事務が煩雑という問題にもなっており、せめて半年以上、できれば年以上の就労期間を条件とするという規定に修正できないか、と討議されている。

EUで規定されている条項だけに難しいと思われているが、国内の社会給付法を改正することで乗り切れるという見方もある。

デンマークの児童給付は3ヶ月に1回。3ヶ月ごとに給付される額は:
0歳〜2歳 4247Kr 
3歳〜6歳 3362Kr 
7歳〜17歳 2645Kr

Saturday, October 9, 2010

ノルウェー産シェーヴル

山羊乳のチーズというと、ノルウェーではブルンオストと呼ばれるキャラメル風味のようなものが伝統的に作られている。薄く削いでクネッケに載せ、いちごジャムを添えるとおいしい。朝食にもおやつにもなる。

しかしこのブルンオストを作るときに、通常チーズならこちらだろうというような、タンパク質部分というか、カッテージチーズにあたるあたりは捨てられてしまう。これはあまりにももったいないということで、最近では山羊の多いハウケリー山地周辺で、シェーヴル生産が行われている。

現地では簡単に買えるのだが、同じ国内のオスロですら、フレッシュチーズでペースト状のものはともかく、いわゆるハウケリー・シェーヴルは置いていないスーパーが多い。今日は見つけたので買ってみたが、タイプとしてはフレッシュに近く、外側にかびのないもの。

フランス産でこの手のものを買うと、口当たりがもそもそしていてそれはそれでおいしいが、こちらはなめらかで濃い感じ。癖がないのが物足りないと言えば物足りないが、その分味の濃さとこってりした口当たりが補っている。

生産地に住む友人はあんずのジャムを載せて食べるのがおいしいと言っていたが、とりあえず定番で蜂蜜を載せてみる。が、ノルウェーの蜂蜜はやはり濃い。これは友人の言うように、あんずのジャムあたりがいちばんかも。

ちなみに価格はフランス産の方が安い。が、あえてノルウェー産を買う。これは支援というものだ。ハウケリー山地の山羊農家にはがんばってもらいたい。

ノルウェーでゼリーを買うには


 ノルウェーの地方都市にあるホテルでいわゆる「バイキング」を試した人なら、ノルウェーのプリンやゼリーはけっこう素朴でおいしいものだと思っただろうと思う。そしてそれがデザートとしてはオスロなどのレストランではあまり出てこないので、コンビニやスーパーで一人分を買おうと思ったりもするだろうと思う。

 が、たぶん見つからないのだ。ないわけではないのだが、探す場所は冷蔵・乳製品デザートのコーナーではない。なぜだかゼラチンなどの置いてある乾物コーナーになる。

 というのは、ゼリーもプリンも、紙パックに入っているからで...しかも常温保存ができるようになっているし。

 最近ではプリンやクレームブリュレはさすがに小さな容器に入れて、ヨーグルトなどと同じ場所に置かれているが、ゼリーに関してはなぜかこれが行われず、相変わらず常温で紙パックに入って、乾物と一緒に佇んでいる。そのゼリーに必ずかけるバニラソースも、やはり紙パックに入って、常温で隣に並んでいる。

Friday, July 30, 2010

ヴィーゲンランの彫刻



ノルウェー・オスロのフログネル公園は別名ヴィーゲラン彫刻公園。グスタフ・ヴィーゲランによる人間の一生をモチーフにした彫刻群が圧倒的な迫力で立ち並ぶ。

今日のアフテン・ポステン紙はこの彫刻郡の中でもオスロのシンボルと呼ばれる「怒りん坊(sinnnatangen)」を採り上げて解説。この子はなぜ怒りながら泣いているのか?という問題だ。

一般的には、「両親から十分な注目を受けていなから」が正解。人間の一生として見るのとは別に、ヴィーゲラン自身が父親と難しい関係にあったということを念頭に置いて見ると、家族関係、特に男性と子供の関係が見えてくると述べられている。
http://oslopuls.aftenposten.no/kunst_scene/article413049.ece

北欧の子供はおしなべてかわいい顔をしているが、専門家が見ると「自分が愛されているとわかっている顔」なのだそうだ。くだんの怒りん坊も、泣いて地団駄を踏んでいるものの、かわいそうだというより、やはりどこか非常にかわいい。愛されていると知っている表情のバリエーションのひとつなのだろうか。

Groensaape



ノルウェーで松から作る床用洗剤を入手。やはりフローリングにはこれがいちばん。ノルウェーではGroensaape、スウェーデンではFurusaape,フィンランドではMaentysoppaという名前で売られている。

どれも木製家具にも適しているし、カーペット洗いも本来ならこれ。ウィーンには残念ながらフィンランドのようなカーペットを洗う場所が湖脇にも設けられていないし、浴室にも排水溝がないのでできないけれど。

軽く床を拭いたら、本当にほっとするかすかな松の香り。つい昨日までいた山間の村にいるような。

Monday, June 7, 2010

障害児家庭への補助問題



予算案で社会福祉方面をどう調整するかが焦点となっているデンマーク。今度は自宅で障害児のケアをする両親への補助が論議に上がってきた。

ゲントフテ市では40あまりの障害児家庭に、年平均53万5680クローネ、うち1家庭は135万60クローネを自治体から得ている。かなりの金額だが、これは法律に従って、障害児ケアのために失われた賃金の補償。ゲントフテ市は高収入家庭が多い地域なので、金額が大きくなっているにすぎない。

が、政府案では上限を設ける方向に傾いている。上限額は年23万1000クローネで、これで大多数の家庭で失われた収入をカバーできるものと見込まれている。

障害者協会はこれに対して懐疑的。自宅でケアを行う方が、施設を建設して運営するよりも社会的コストも安くつくという主張を展開している。

Thursday, June 3, 2010

スウェーデンでの報道


: スウェーデンDN紙にも日本の首相交代のニュースが載った。どういわけか、鳩山がHatayamaと表記されている。2回も間違ってるんだから、タイプミスではないのだろう。

http://www.dn.se/nyheter/varlden/japans-premiarminister-avgick-idag-naoto-kan-vantas-ta-over-makten-1.1116579

Tuesday, June 1, 2010

スキークロス・ナショナルチーム解散


ノルウェーのスキークロス・ナショナルチーム解散。男子銅、女子銀と活躍したにも関わらず、オリンピックで予算を使い果たしたため、チーム維持が不可となった。

 
確かにノルウェーではマイナースポーツだけれども、メダルも取ったというのに…

Sunday, May 30, 2010

ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2010



 ユーロヴィジョン・ソング・コンテストの今年の優勝はドイツ。絶対ないと思っていたのだが、優勝してしまった。1982年以来優勝のないドイツは19歳と若い歌手を立ててきたが、優勝の瞬間も、誰も彼女と抱き合ったりしなかったのがちょっと気になった。プロジェクトの勝利ということなのか。

それにしても55回めの今回、とにかく英語の歌ばかり。かつてはだいたいが母国語の歌だったが、今年英語ではなかったのはポルトガル、ギリシャ、フランスくらい。別に民俗音楽祭ではないのでいいと言えばいいのだが、英語のリズム特性から似たような歌ばかりになるし、ノルウェーのように民族音楽ベースの曲でも英語の歌詞にすると、単純というか幼いフレーズになり、単調さを免れ得ない。というわけでつまらない曲ばかりが続いた。

そこでちょっと新鮮だったのがトルコ。Mangaという日本アニメ文化からのインスピレーションを得ているバンドで、背後には鋼鉄製ロボット、そこから金髪の美女が出てくるという演出をしていた。トルコといえば毎年、バルカン演歌の総元締めのような雰囲気の歌手が出てくるのだが、今年は思い切ったなあと感心した。優勝こそしなかったが、かなり票を集めていたのもうなづける。

もうひとつ驚いたのがスペイン―だが、これは舞台に突然、赤い帽子の男が客席から飛び乗ったため。そのこと自体はまあ、歌手にはお気の毒というだけのことなのだが、この男がジミー・ジャンプと名乗るバルセロナの人間で、大きなイベントで突然に目立つことをするというのをライフスタイルにしているというのが驚きだった。サッカーのユーロ2004でもやっている。いろいろなことを生きがいにしている人がいるものだ。

Thursday, May 27, 2010

ストライキ開始


ノルウェー公共セクター、交渉決裂。1万7000人がストライキに入る。オスロ市のみ現在も交渉継続中。100年に1回の大規模給与交渉となっている。

さようなら


ヴィーケシュンのフライング・ジャンプ台、解体終了。

 
http://www.aftenposten.no/nyheter/sport/article3667686.ece#xtor=EPR-2

交渉中断中


 ノルウェーの公共セクターストライキは8時半まで交渉中断。学校その他は今日は普通に始まった。交渉がまとまらなければ、明日から各地の学校や病院が休み状態に。

45年間ありがとう





08.28 I N: ensomfarer: 2012年にスキーフライング世界選手権会場となるヴィーケシュンのフライング・ヒルは今日の12時に解体される。2011年のテストイベント開催時までに、新たなさらに大きな台に生まれ変わっている予定。

Wednesday, May 26, 2010

スウェーデン社会福祉法改正


スウェーデンの社会福祉法が多少変わる。

ひとつは高齢者福祉に関わる部分で、高齢者の尊厳を重視し、主体的な満足感を基調にすることとなった。尊厳の重視とは、自信のアイデンティティ、生活習慣、個人所有物などをとりあげないなど。満足感は第三者の評価ではなく、高齢者自身が自分の生活に満足してるかどうかを基準にする。

http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=37&rm=2009/10&bet=116&typ=prop
http://www.riksdagen.se/webbnav/index.aspx?nid=3322&rm=2009/10&bet=SoU19
http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=3120&doktyp=betankande&bet=2009/10:SoU18

もうひとつは「サラ法」に関する部分で、これまで高齢者施設、障害者施設のスタッフは、虐待や放置があった場合には通告の義務があったが、これが社会福祉関連施設全体のスタッフに拡大され、今後は実際に起こっている虐待だけでなく、虐待につながりそうな状況が発生した場合にも通告の義務が生じる。

http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=37&rm=2009/10&bet=131&typ=prop
http://www.riksdagen.se/webbnav/index.aspx?nid=3322&rm=2009/10&bet=SoU19
http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=101&bet=2009/10:124

Tuesday, May 25, 2010

世界でいちばん働きやすい国



 ヨーロッパ雇用インデックス調査で、ノルウェーが世界でいちばん働きやすい国になった。

完全雇用を目指すノルウェーではもちろん大喜び。1位となった理由は、安心感、職種選択の幅の広さ、仕事をしていての満足感がノルウェー被雇用者では郡を抜いていたから。調査はデータだけでなく、実際に各国民にアンケート調査を行っているが、ノルウェーで回答したのは5100人。その数からして、移民層も含まれていたのは間違いないと解釈されている。雇用されることの満足感に、背景の違う人たちも同じように感じている、というのが、ノルウェーでは本当によかったと嬉しがる大きなポイントになった。

仕事をしていての安心感
ノルウェー78% 国際平均62%
職場・仕事への満足感
ノルウェー70% 国際平均62%
他の仕事に就ける機会がある
ノルウェー62% 国際平均55%
http://media.aftenposten.no/archive/01275/_F-Br_dtekst-verde_1275862g.jpg


確かに仕事するにはいい国だと思う。常時雇用されないフリーランスでの仕事にしても、タリフが決まっているのでギャラはダンピングできないようになっているし、失業保険にも入れるし、労働環境や条件は一時的でも長期でも、雇う側に責任があるので、仕事を請けるために何かをがまんしなくてはいけないということはない。

が、それだけに雇用する側もたいへんで、オフィスには職員の休憩所を設けないといけなかったり、長期休暇も基本的には取るなとは言えかったり、最近では男女機会均等の観点から、女性求職者には妊娠しているかとか、妊娠する予定があるかとか、聞いてはいけないことになっている。
起業してもワンマンオフィスだったり、2,3人が共同経営者になっているところが多いのはそのため。ネットワークさえできていればそれでも動くわけだが、どう仕事をクオリティ・コントロールするかが問題になる。そこでものを言うのが基礎教育、学校でどんな教育を受けてきたかだが、このあたり、北欧は全体にしっかりしているのが強みだ。

ノルウェーをトップに、フィンランド、スウェーデン、デンマークもトップ6に入った。仕事・職場への満足感では、日本はかなり低い。残念。

ヴィタミンD

デンマーク保健健康局は、魚を食べて夏に日光浴している人にはヴィタミンDサプリメントは不要と発表。

冬ともなればタラが毎日食卓に出てくるノルウェーの漁港のある町にいた私だったが、おそろしくまずい肝油を毎日飲まされていた。不要だったのか。

しかしほとんどの場合、北欧人は魚の皮をとって調理するし、デンマーク人に至っては、一度蒸してから調理することが多いのだが、それでも大丈夫なのだろうか。必要な脂がすっかり出てしまいそうな気がするが。

肝油はまずかったが、タラの肝臓をゆで汁で溶いたソースをぶつ切りにしてゆでたタラにかけるのはおいしかった。このソースはごはんにかけてもおいしい。北ノルウェーでタラの季節に、漁船からそのままもらったような新鮮なものでないとだめだけれど。

Monday, May 24, 2010

スウェーデン王室結婚式

スウェーデン王室の結婚式祝祭は3日間続く。

6月17日 国王・王妃主催の私的晩餐会がドロットニングホルム城で
6月18日 内閣主催晩餐会が市庁舎で。その後国会主催コンサートがコンサートホールで
6月19日 15時30分、大聖堂で結婚式。市内中心部パレード。その後王室宮殿で晩餐会

6月6日のスウェーデン建国記念日から2週間、ストックホルムでは「ラヴ・ストックホルム」と題してイベントを開催。バービー人形のヴィクトリア王女バージョンが作られてスウェーデン中を回ったりと、かつてないほどにスウェーデンは王室イベントに夢中。

しかし2009年調査では、王室存続を望むスウェーデン人は56%、22%が廃止を望むという状態で、スウェーデン王室はけっして安泰ではない。しかも存続を希望する人がはっきりと減り始めたのは、ヴィクトリア王女が結婚相手・ダニエル・ヴェストリングをパートナーとすることが発表されてから。

この傾向は、王室継続は基本的に望まれているものの、あまりに一般市民化してしまうと、王室存続の意義が失われてしまうからだとされている。現在のスウェーデン王室は、あくまでスウェーデンの象徴で、スウェーデン王国という国のイメージづくりを担う立場。それには夢や憧れが大きな意味を持つのだが、ヴィクトリア王女の選んだ相手は、それを国民から奪うものだとも言われている。

かわいらしいヴィクトリア王女は、かつてはノルウェー国民の保守派が、ひそかにノルウェー皇太子と結婚してほしいと望んでいた相手。しかしノルウェー皇太子ホーコンは一般市民女性と結婚し(離婚経験あり・子連れ)、ヴィクトリア王女も一般市民と結婚する(スポーツクラブ経営者)。ホーコン皇太子の妹・マッタ・ルイーズ王女は作家と結婚し(本はあまり売れていない)、これからどうなるのだろうという感じの北欧王室。

デンマークのように、国民大歓迎で一般市民女性と結婚したケースもあるが(フレデリク皇太子は父親を世界的数学者に持つ不動産企業に勤めていたオーストラリア人と結婚)、このときにデンマーク国民主導で作られた結婚記念基金は、今では社会的疎外者を救うための基金となって皇太子妃メアリーが運営し、さらに平和活動にも積極的に参加して、国民の静かな敬意をさらに積み重ねている。

そんな風にスウェーデンもノルウェーもならないとも限らない。が、なんとも言えないような気がする。

ともかく一時期はパパラッチに水着姿を撮影されてデブだと笑われ、拒食症になってしまったヴィクトリアさまには、心から今後の幸せと平安を望みたい。

アイスホッケー世界選手権2010結果


今年のアイスホッケー世界選手権は
1.チェコ
2.ロシア
3.スウェーデン

決勝戦と3位決定戦の様子は今ならここで:
http://svenska.yle.fi/nyheter/sport.php
 
 チェコはプラハの旧市街でパブリック・ビューで応援。優勝決定後は大騒ぎ。

今回はデンマークが驚きの活躍。準決勝進出はならなかったものの、一時はどこまでミラクルが続くかと期待された。

スウェーデンはこのところもうひとつな気がするが、さらにフィンランドはどうしたんだろうという感じ。寂しい。

Sunday, May 23, 2010

スノーボード世界選手権2012



 2012年のスノーボード世界選手権開催地がオスロに決定。タリエ・ホーカンセンが積極的に招致活動したおかげか。
しかし会場建設はこれから。トリーヴァン地区になる予定だが、まずは環境省の許可が必要。間に合うだろうか。

Saturday, May 22, 2010

オスロ中央駅のアート


オスロ中央駅にストリート・アートが登場。落書きに悩む同駅ではあるが、一線を画した「アート」を意識的に装飾に使う方向で進めている。

アート・イベントを取りまとめるMesenという会社がアーティストを指定し、作品を駅の壁に描かせる。それが定期的に増えていくというのが見どころ。
スウェーデン・ストックホルムの地下鉄のアートは昔から有名だが、それにちょっと近い。が、駅全体をデザインするほど大規模ではなく(もちろんオスロ中央駅は広いし、路線は開放されているので比較にはならないにしても)、駅の壁の一部に、ちょっとした絵が描かれているという感じ。
http://oslopuls.aftenposten.no/multimedia/archive/00075/_AFT01817052_jpg_75259d.jpg

さてこの場合の著作権・撮影許可について。
公共の場所に展示されているものという分類により、著作権は発生しない。そのためこの絵そのものを撮影することについては、著作者・権利エージェントに許可を求める必要はない。
が、オスロ中央駅での撮影には許可が必要。
連絡先は:Rom Eiendom AS
Heldal Torstein <torsteinh@romeiendom.no>

Wednesday, May 19, 2010

世界競合力ランキング



IMDによる世界各国の競合力ランキング。
スウェーデン6位。
ノルウェー9位。
デンマーク13位
フィンランド19位
アイスランドは30位に落ちてしまった。

ノルディック競技のコーチ交代一覧

フィンランド
ヤンネ・ヴァイタイネン辞任。ペッカ・ニエメラがヘッドコーチに。

日本
カリ・ウリアンティラから斎藤千春ヘッドコーチに。

アメリカ
ヨーヘン・ダネベルクからクリント・ジョーンズに。
ダネベルクはオランダチームのヘッドコーチに。

ロシア
ウォルフガング・シュタイヤート、ベニー・シュローダー、共に契約修了。
ベニーはスイスチームのヘッドコーチに名前が挙がっているが、未定。
スイスに行くとしたら、現コーチのマルティンはどうなる?

オーストリア
アレックス・ポイントナーで継続。サブコーチのマルク・ノルケはドイツチームに移り、ヴェアネル・シュスターを補助。

ノルディック複合
オーストリア、フランス、アメリカはヘッドコーチに変更なし。

スイス
ペーター・ライナーからロベルト・トライティングガーに交代

ノルウェー
オーストリア純ジャンプチームのウォルフガング・ロイツルのパーソナルコーチだったニック・フーバーがジャンプ部門を担当。

Friday, May 14, 2010

ドーピング

中国の女子柔道78kg超級金メダリストのTong Wenがドーピングで2009年度世界チャンピオンのタイトル剥奪。北京オリンピック金メダルはそのまま。対象薬物はクレンブテロール。コーチの談話では、豚肉の食べすぎが原因とのこと。中国では豚用飼料にこれを入れるのが普通のことだとか。

*クレンプテロールは気管支拡張剤などに使われるもので、血液の酸素運搬量が上がる。
中国ではクレンブテロールによる集団食中毒が2008年11月に発生している。

Wednesday, May 12, 2010

EUは認めるか


EUの加盟基準であるGNP3%以内の財政赤字を上回っているデンマーク。EUからは歳出削減勧告が出ているが、政府の計画している240億クローネの挽回を3年で、にはかなり疑問が持たれている。

福祉と雇用創出に力を入れ、税収を上げていくという方策だが、実質10年かかるのではないかというのが経済専門家の見方。

デンマークはEUの勧告する削減策では成長が止まってしまうということで、基準を満たすのを3年以上に猶予してもらうよう要請する予定だが、基本的にはヨーロッパでは強い経済力る国だけに、猶予は認めてもらえそうにない。

56%の国民が、すでに週の労働時間37時間から38時間への移行に賛成している。

デンマークの危機脱出財政政策:http://www.fairlosning.dk/images/EnFairLoesning.pdf

新食生活指針


今秋、ノルウェーでは新しい食生活指針が発表される。これまでの栄養素を中心に組まれてきた指針とは異なり、食品を具体的に挙げていき、実践しやすいようになっている。

これまでサプリメントとして推奨されていた肝油(オメガ3)をやめ、魚をより多く食べるようにし、赤身肉は週2回。野菜1日5種、ただしこれまでその内訳に含まれていたじゃがいもは除外。代わりにニンニクとナッツ類が入った。

食生活改善で心臓病とタイプ2の糖尿病の80%が予防でき、ガン罹患リスクも50%下がるとされている。

魚はともかく、他の指針はなかなか国内供給だけでは厳しい。アイスランドの噴火で飛行機の運行が軒並みキャンセルされたときには、スーパーの野菜も果物も、一気に種類が減ったのだが。

Tuesday, May 11, 2010

政府・自治体のウェブサイト調査

 デンマーク科学省は、公的機関のホームページの3分の1がハンディキャップのある人々(障害者だけでなく、視覚・聴覚・手の動きなどが悪くなっている高齢者なども含む)の使いやすさにおいて、基準を満たしていないと報告した。

基準(WCAG 2.0)は2008年1月1日からデンマークで義務化されているが、3年前の調査結果とほとんど変わっていない結果。科学省では改善策として、ウェブマスター向けにオンライン学習サービスを作成中。提供開始は来年1月を予定している。

食品産業労働者ストライキ解除


08.36 I N: ensomfarer: フィンランドの食品産業労働者ストライキがおおよそ決着。今日から仕事再開。スーパーの棚はすかすかな状態。

Monday, May 10, 2010

Animaliaからの回答

Animaliaからの回答全文:

Fra: <ingrid.melkild@animalia.no>
Dato: 10. mai 2010 14.20
Emne: Ad: Vs: om besoek til Vestlandet fra Japan
Til: in@star.odn.ne.jp
– Skjul sitert tekst –



Hei!
Takk for din henvendelse.

Jeg vil presisere litt nærmere omkring info'en i brosjyren.

Reglen er at det skal ha gått 72 h fra en har vært i MKS områder til en har
kontakt med norske husdyr. Kommer en fra områder i Japan som ikke er berørt
av utbrudd (feks fra Tokyo) så gjelder ikke regelen.
Da gjelder den generelle veiledningen i forbindelse med utenlands besøk:
- det skal gå 48 h fra kontakt med utenlandsk husdyrbesetninger til kontakt
med norske husdyr
- utstyr, klær, fottøy som er brukt i utenlandske husdyrbesetninger skal
ikke brukes i norske husdyrbesetninger

Kravet om at personer som har vært i kontakt med husdyrhold i utlandet ikke
skal ha adgang til husdyrrom før det har gått 48 timer, er et krav som
husdyrnæringa selv har definert. Når det gjelder kontakt med husdyr i
utlandet forstås også deltakelse på ulike landbruksarrangementer som
utstillinger, dyrskuer og andre samlinger med levende dyr. I den grad det
er praktisk mulig, skal en sørge for at personer som har vært i kontakt med
dyrehold i utlandet ikke har kontakt med dyr på beite før det har gått
minst 48 timer.

Selvom det i brosjyren er angitt at man skal ha oppholdt seg 72 h i Norge,
så har vi de senere årene justert litt på dette. I dag så inngår reisetid i
de 72 / 48 h (så sant man ikke har vært i kontakt med husdyr på reisen). Og
dersom personene som kommer fra Japan ikke har hatt kontakt med husdyr på
forhånd og i tillegg kommer fra et område som ikke er berørt av MKS
utbrudd, bør dette la seg løse greit.

Ellers vil jeg minne på at det ikke må gis matrester o.l. til dyra. Fôring
av dyr med matrester fra områder med MKS er en svært vanlig årsak til MKS
utbrudd.

For øvrig finner du informasjon smitteforebyggende tiltak for turister her:
http://www.animalia.no/Artikler/2007/Welcome-to-Norway/
(også i denne info'en er det ikke presisert at kravet om 48 h gjelder fra
sist kontakt med utenlandsk dyrehold til kontakt med norsk dyrehold /
kravet om 72 h gjelder dersom man kommer fra et område med MKS utbrudd).

Ta kontakt dersom du har flere spørsmål.

Vennlig hilsen Ingrid
---------------------------
NB! Nytt fasttelefon og faksnr fra 12. mai: Tlf. 23 05 98 01 Fax 73 56 48
01

KOORIMP
Husdyrnæringens koordineringsenhet for smittebeskyttelse ved import
Postboks 396 Økern
0513 Oslo
www.animalia.no

ingrid.melkild@animalia.no
Tlf. 23 05 98 01 / 900 90 381 Fax 73 56 48 01

口蹄疫国からノルウェー放牧地帯に入る際には

口蹄疫発生国からノルウェー酪農畜産・放牧地帯に入る場合のガイドライン: http://www.animalia.no/Artikler/2007/Welcome-to-Norway/

5月8日の指針は「口蹄疫発生地帯からの訪問者」の場合。

ノルウェーAnimalia(獣医・畜産・酪農連盟)からの回答では、もしも発生地域以外からの訪問の場合は:
・家畜の集まる場所に足を踏み入れてから48時間後以降 (動物園含む)
・その場所に入った際の服と靴は洗浄・消毒してから持ち込む
・その国から持ってきた食品をノルウェーの家畜および動物に与えない

上記は放牧地域にも適用される。

Sunday, May 9, 2010

閉鎖は続く


アイスランドからの火山灰でミュンヘン、そしてスペイン各地の空港・空路が閉鎖。

週末に閉鎖されると、ほんとに仕事がきつい。担当者が月曜日に帰って来なかったりする。

世界でもっとも住みやすい町



エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが選んだ「世界でもっとも住みやすい町」の7位にヘルシンキが選ばれた。
1位はカナダのバンクーバー。2位はウィーン。ウィーンは納得。北欧でトップ10に入ったのはヘルシンキのみ。 別の団体の選ぶ「世界でもっとも住みやすい町」はコペンハーゲンだったが、エコノミストから見るとそういうものらしい。

ヘルシンキは確かに仕事で行くにも勉強しに行くにもいいところだと思う。動きやすいのもいい。コペンハーゲンはその点でちょっとポイントが下がったか。ストックホルムはいつもこういうランキングに顔を出さないのだが、不思議だ。オスロは明らかに物価のせいだと思う。


Saturday, May 8, 2010

ノルウェーへの入国

 口蹄疫感染国からノルウェーの家畜のいる地域に行く場合の条件:
・72時間以上ノルウェー滞在後
・体を十分に洗う
・服と靴も洗浄し、消毒する
・畜舎へは入れない

観光の拠点となるフィヨルド近辺や西ノルウェーは羊やヤギが多数放牧されているので、この指針が適用されることになるが、旅行者がどうやって持参した服や靴を消毒するのだろう。

Friday, May 7, 2010

アイスランド危機対処に関する報告書


 アイスランドでは金融危機に際しての社会的問題報告書が発表された。その中ではメディアが金融危機前に銀行・金融機関批判をしなかったことが重要なポイントとして挙げられている。
小国アイスランドのメディアは金融関係にも関わる複数人がオーナーで、そのために報道が規制されていたのではないかという疑惑がある。国会議員数名も直接的に金融機関との密なつながりが指摘されており、危機に際しては社会全体で精神的な変革が必要であるにも関わらず、それが事前に成されなかった理由のひとつとして強く糾弾されている。

報告書の全文翻訳が待ち遠しい。

http://www.norden.org/sv/aktuellt/nyheter/kriserapporten-paa-island-ei-handbok-for-eit-betre-samfunn-1

Thursday, May 6, 2010

児童に対する家庭内暴力の防止策


 育児休暇中のストールバルゲ法務大臣は児童に対する家庭内暴力対策として、改正案を検討している。リスクの高い家族に週に1度警察を派遣する、暴力に対する刑罰を強化するなど。モデルはスペインで行っている対策。
ノルウェーでは過去10年で32人の児童が両親の暴力で命を落としている。

Tuesday, May 4, 2010

食品持込の禁止


宮崎県の口蹄疫発生を受けて、デンマークは日本および韓国、中国からの食料品持ち込みを禁止。デンマークの酪農・養豚は外貨獲得高2位の重要産業だから、予防措置としては当然のこと。とはいえ日本で食べたおいしいものをおみやげにしたい人たちもけっこういるはずなのだが。

http://www.foedevarestyrelsen.dk/Dyresundhed/Dyresygdomme_og_zoonoser/Anmeldepligtige_sygdomme/Mund_og_klovesyge/MKS_i_Japan_+Sydkorea_og_Kina.htm

Wednesday, April 28, 2010

世界最高のレストラン


コペンハーゲンのレストランNOMAが世界最高のレストランに選ばれた。昨年は3位。今年はたぶんトップになるだろうというグルメ界の噂だったそうだ。

北欧伝統の素材を使って新しい組み合わせを作り出しているNOMAはインテリアもいい。クリスチャンスハウンという立地を生かし、周辺の雰囲気に溶け込んでいる。

http://www.noma.dk/

Saturday, April 24, 2010

食品産業労働者ストライキ

フィンランドでは水曜日から食品産業労働者組合がストライキに入った。給与労働条件交渉は行われているが、金曜日の時点で未解決。
今のところスーパーマーケットなど食品店で大規模な品不足は見られていないが、ストライキが長引くことを見込んで通常よりも購買が増えているとのこと。商品の幅は徐々に狭まっている。
このままだと来週後半には大きな影響が出てくるのではないかと小売業者は心配している。

Tuesday, April 20, 2010

ノルウェー空路再開


とりあえずノルウェーは今晩8時まで空路再開。現在の予報どおりであれば午前2時までは大丈夫。国内線利用者は今晩中になんとかなる見込み。

今のところ、アイスランドからの噴火煙はノルウェーを避けている。
http://media.aftenposten.no/archive/01253/_G-Tittel-metoffic_1253711x.jpg

噴火は続く

今晩また新たにアイスランドから噴火による煙が北欧を覆うという予報が出た。空港はまだ閉鎖中で、フィンランドでテストフライトを行った飛行機は傷だらけ。

ノルウェーのストルテンバルグ首相は訪米中だが、やはり飛行機に乗れずに空港に留まったまま。i-Padを駆使してフェイスブックとトウィッターにいそしんでいるそうで、アメリカでは好評を博しているそうだ。

Saturday, April 17, 2010

噴火による煙がノルウェーへ


アイスランドの火山爆発による煙でヨーロッパ北部の空港は閉鎖。日曜日にはこの煙がノルウェー本土を覆うと予測されている。
その場合には屋外にはできるだけいないようにとWHOが勧告。含まれている粒子が気管に入るリスクをあなどれないとのこと。
ノルウェー保健研究所では、それほどの密度ではないのでそこまで心配しなくても…という態度。

Wednesday, April 14, 2010

ルンド・スヴィンダール近況 ~ノルウェー


バンクーバー・オリンピックでアルペンSG金メダリストのアクセル・ルンド・スヴィンダールがスキーをアトミックからヘッドに変更。アトミックに技術的な不満があったわけではなく、単にヘッドの提案してきたスポンサー料が2年で1600万クローネと高額だったため。

そして5年間彼のコーチであると同時にノルウェー・アルペン・ナショナルチームのヘッドコーチを務めたマリウス・アルネセンが辞任を決定。家族生活とヘッドコーチとしての職業生活の両立に困難を感じているというのが理由。

家庭生活を守るために引退するスポーツ選手やコーチは北欧には本当に多い。子供がある程度の年齢になるまでのことなのだが、その頃には選手として活躍できる時期は過ぎてしまうし。

Saturday, April 10, 2010

高齢化への対応策 〜デンマーク

ユラン・ポステン紙の調査で、迫る高齢人口増加に際し、デンマーク人は税の引き上げを解決策として望むという結果が出た。財源不足が予想される中で、40%が税の引き上げを希望。制度改革、サービス削減を望む人は17%にとどまった。

財務大臣や経済界の関係者はこれはこれで問題ある態度だと分析している。公共財源のために可処分所得が減じると購買力が減じて消費が滞り、そのために一般企業の雇用が拡大しないという懸念がひとつ。また制度保護のためにどこまでも税金を支払ってもよいというのも、時代に即した制度を国民全体で考えていく妨げになるというのがもうひとつ。

デンマーク人は政府を銀行と考えていると言われるけれど、毎月貯蓄するより税金や保険で将来を安定させる方がよいらしい。専門家からは「まったく問題なし」とお墨付きのデンマーク社会福祉制度は、それにしても国民から多大な支持を受けているというのがよくわかる調査だ。

Friday, April 9, 2010

4月9日は

デンマークとノルウェーがナチスドイツに占領された日。

が、デンマークでは15歳から25歳の17%しか、49日に何があったのかを知らないという調査結果が。
「国民としての共通の記憶をとどめさせない教育とはどんなものか」という批判が噴出し、教育大臣も「これではその当時に生きた人の経験が無価値になってしまう」と疑問を呈している。

同じ日に苦い体験をしたノルウェーではこんな調査もなければ、特に占領された日だというのを訴えている記事もない。占領から50年の今年に向けて、2年ほど前から記録映画のDVD化や写真集作成も進められてきたので、「記念日」そのものを云々するつもりはないらしい。

どちらの国にしても「二度とあってはならないこと」なのだが、今では占領を歓迎したり誘導したりした自国民がいたこともわかっているし、ドイツ兵と結婚した女性やその子供たちの戦後の扱いについても度々論議が起こってきた。さまざまな側面があるだけに、簡単に授業で流したり、記念日ですと言って終われる話ではない。しかしデンマークもノルウェーも、ヨーロッパ的には「ふがいないほどあっさりと占領されてしまった」とも言われているわけで、国としては占領された恨みを忘れるなという話ではまったくなく、民主主義と人道主義を犯す兆しがあればちゃんと反対できる人間に育ってほしいから覚えておいてもらいたい、というところ。

今日が何の日かは知らない83%のデンマークの青少年も、そこはちゃんとわかっていると思う。

Thursday, April 8, 2010

2010年度ノルウェー家族調査

 ノルウェー人の5人に1人が一人暮らし。60%がカップルで、うち4分の3が正式に結婚している。一人暮らしする人の大半はオスロ在住。
2009年度は6万1800人の子供が新たに生まれ、前年度より1300人増加。1972年以来の出生数で、これによりノルウェーの出生率は1.98となり、ヨーロッパではトップレベルに。

そういえば独身者の税制改革を求めていたグループがあったけれど、どうしただろう。子供向けの公共サービスや給付は自分たちには何の見返りもないという主張だったけれども。

Wednesday, April 7, 2010

ヨーロッパの食生活調査

ヨーロッパ10カ国約50万人を対象にした9年に渡る調査で、野菜と果物を多く撮ることがガン予防に効果がないことがわかった。しかし肥満には効果があるため、間接的にリスクを減らすことにはつながる。

デンマークは1日6種類、ノルウェーは1日5種類の野菜・果物摂取を推進してきたけれども、推奨文句を書き換える必要が生じている。

Tuesday, April 6, 2010

アイスランドの火山

アイスランドの火山噴火はいまだやまず。
溶岩は待避地域にまで流れてきているそうだ。

現金給付の見直しを ~デンマーク


デンマーク社会民主党が現金給付システムの改革を提唱。単純に現金を補助として給付するのではなく、代わりになんらかの簡単な仕事と引き換えにする制度の導入を訴えている。http://jp.dk/indland/indland_politik/article2029840.ece

現金給付は現在の制度では:
失業などによる生活状況の変化により、自身と家族を扶養できない場合に
・デンマーク及びEU諸国で8年以上の居住し
・ デンマーク国内でこの8年間に2年半以上雇用されていて
・職業案内所に登録されている という条件の下に 6ヶ月間は最大で

25歳未満の場合:
・両親と同居している場合には月3065Kr
・別居の場合には6351kr
・妊娠12週目以降は9857kr
・扶養家族がいる場合には13096kr

25歳以上の場合
・9857kr
・扶養家族がいる場合には13096kr

6ヶ月を超過すると:
・25歳未満で両親と別居の場合には毎月967kr減額。同居の場合には388kr減額。
・夫婦共に25歳以上で双方が給付を受けている場合にはそれぞれ622kr減額
・継続して受給する場合でも、24ヶ月内に450時間労働が義務付けられる。

この現金給付は「失業保険」とは別。失業保険に入っていない状態で失業した場合、離婚、別居、出産、教育などの理由で生活が成り立たなくなる場合に申請できる。

Saturday, March 27, 2010

フィギュアスケート世界選手権

フィギュアスケート世界選手権。浅田選手おめでとう。
ユーロスポーツ(英)は昨日のショートプログラムの得点が出たとき、
”This is ridiculous" と言っていた。
さすがコメンテーターにコメント著作権のある国は違う。