Tuesday, April 20, 2010

ノルウェー空路再開


とりあえずノルウェーは今晩8時まで空路再開。現在の予報どおりであれば午前2時までは大丈夫。国内線利用者は今晩中になんとかなる見込み。

今のところ、アイスランドからの噴火煙はノルウェーを避けている。
http://media.aftenposten.no/archive/01253/_G-Tittel-metoffic_1253711x.jpg

噴火は続く

今晩また新たにアイスランドから噴火による煙が北欧を覆うという予報が出た。空港はまだ閉鎖中で、フィンランドでテストフライトを行った飛行機は傷だらけ。

ノルウェーのストルテンバルグ首相は訪米中だが、やはり飛行機に乗れずに空港に留まったまま。i-Padを駆使してフェイスブックとトウィッターにいそしんでいるそうで、アメリカでは好評を博しているそうだ。

Saturday, April 17, 2010

噴火による煙がノルウェーへ


アイスランドの火山爆発による煙でヨーロッパ北部の空港は閉鎖。日曜日にはこの煙がノルウェー本土を覆うと予測されている。
その場合には屋外にはできるだけいないようにとWHOが勧告。含まれている粒子が気管に入るリスクをあなどれないとのこと。
ノルウェー保健研究所では、それほどの密度ではないのでそこまで心配しなくても…という態度。

Wednesday, April 14, 2010

ルンド・スヴィンダール近況 ~ノルウェー


バンクーバー・オリンピックでアルペンSG金メダリストのアクセル・ルンド・スヴィンダールがスキーをアトミックからヘッドに変更。アトミックに技術的な不満があったわけではなく、単にヘッドの提案してきたスポンサー料が2年で1600万クローネと高額だったため。

そして5年間彼のコーチであると同時にノルウェー・アルペン・ナショナルチームのヘッドコーチを務めたマリウス・アルネセンが辞任を決定。家族生活とヘッドコーチとしての職業生活の両立に困難を感じているというのが理由。

家庭生活を守るために引退するスポーツ選手やコーチは北欧には本当に多い。子供がある程度の年齢になるまでのことなのだが、その頃には選手として活躍できる時期は過ぎてしまうし。

Saturday, April 10, 2010

高齢化への対応策 〜デンマーク

ユラン・ポステン紙の調査で、迫る高齢人口増加に際し、デンマーク人は税の引き上げを解決策として望むという結果が出た。財源不足が予想される中で、40%が税の引き上げを希望。制度改革、サービス削減を望む人は17%にとどまった。

財務大臣や経済界の関係者はこれはこれで問題ある態度だと分析している。公共財源のために可処分所得が減じると購買力が減じて消費が滞り、そのために一般企業の雇用が拡大しないという懸念がひとつ。また制度保護のためにどこまでも税金を支払ってもよいというのも、時代に即した制度を国民全体で考えていく妨げになるというのがもうひとつ。

デンマーク人は政府を銀行と考えていると言われるけれど、毎月貯蓄するより税金や保険で将来を安定させる方がよいらしい。専門家からは「まったく問題なし」とお墨付きのデンマーク社会福祉制度は、それにしても国民から多大な支持を受けているというのがよくわかる調査だ。