*デンマークのオーフス大学の調査によると、仕事で鬱になる原因は仕事量ではなく、人間関係を含む職場環境に起因するとのこと。鬱状態にある人に対しては、仕事量を減らすことで改善対策が採られているが、これはあまり効果がなく、人間関係を変えるような方向に持って行く方が望ましい。
http://epn.dk/samfund/arbmarked/miljo/ECE6153962/chefen-giver-depression-og-stress/
簡単には解雇できないという理由もあるが、北欧ではけっこう職場での「いじめ」が問題になる。社則でいじめ・ハラスメントを行った場合には罰則を定めているところも多いが、加害者/被害者どちらにも心情的には相応の理由がないわけでもなく、完全な解決はきわめて難しい。そして労働市場弱者に分類されるような人たちは、できる限り仕事にしがみつく傾向があるのも日本と同じ。結局は疾病休暇を取得して、さらに難しい状態に自分を追い込んでしまうことになる。
こんなことはすでにわかっていただろうという気もしないでもないが、きちんとしたストレス測定なども含めて、学術的に発表されたことは喜ばしい。どんな症状が見受けられたらどう対応すべきかについても、今後研究されていく予定。
Friday, October 25, 2013
Wednesday, October 16, 2013
閣僚決定
*保守党のエルナ・ソールバルグを首相に、以下の内閣で今後4年間に臨む。
http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/politikk/Disse-skal-styre-Norge-sammen-med-Erna-Solberg-7340324.html#.Ul5bzGQ4LnU
けっこう時間がかかったなという印象。どのポストもこれまでどれくらいこの分野で活躍していたのかわかりにくいのだが、今後詳細なプロフィールが発表されるはず。
http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/politikk/Disse-skal-styre-Norge-sammen-med-Erna-Solberg-7340324.html#.Ul5bzGQ4LnU
けっこう時間がかかったなという印象。どのポストもこれまでどれくらいこの分野で活躍していたのかわかりにくいのだが、今後詳細なプロフィールが発表されるはず。
Tuesday, October 15, 2013
男女の時間の使い方比較
*ノルウェー統計局が新しい報告書を発表。家族形態や職業別に、女性と男性がどのように時間を使っているかについて。
http://www.ssb.no/kultur-og- fritid/artikler-og- publikasjoner/kvinners-og- menns-tidsbruk-i-ulike- livsfaser-og-familietyper
また子供のいる家庭における時間の使い方の変化はこちらでわかる:
http://www.ssb.no/kultur-og- fritid/artikler-og- publikasjoner/yrkes-og- familiearbeid-i-barnefasen
どちらも70年代からの変遷になっているので、ちょうど家族政策や女性政策が変わった時代と、その後どう影響があったかの資料として最適。
http://www.ssb.no/kultur-og-
また子供のいる家庭における時間の使い方の変化はこちらでわかる:
http://www.ssb.no/kultur-og-
どちらも70年代からの変遷になっているので、ちょうど家族政策や女性政策が変わった時代と、その後どう影響があったかの資料として最適。
Friday, October 11, 2013
暴力・ハラスメント被害にあった児童のためのハンドブック
*フィンランド政府から、暴力やセクシャルハラスメントの被害を受けた・受けたと推測される児童にどう対処するか、ハンドブックが発行された。
家庭内での対応だけでなく、実際にどう補償を受けるか、警察への届け方、そのときにどんなことが起こるか、また裁判になった場合のプロセスなど、わかりやすくまとまっていて、心の準備も行動の準備もちゃんとできるようになっている。
国内向けなので、パンフレットはフィンランド語とスウェーデン語で作成されているが、関連リンクなども豊富にあり、そこでは英語でも読める資料もある。
ダウンロードはこちら:Barn som brottsoffer - Information till föräldrar vars barn har blivit offer för ett vålds- eller sexualbrott -handbok
家庭内での対応だけでなく、実際にどう補償を受けるか、警察への届け方、そのときにどんなことが起こるか、また裁判になった場合のプロセスなど、わかりやすくまとまっていて、心の準備も行動の準備もちゃんとできるようになっている。
国内向けなので、パンフレットはフィンランド語とスウェーデン語で作成されているが、関連リンクなども豊富にあり、そこでは英語でも読める資料もある。
ダウンロードはこちら:Barn som brottsoffer - Information till föräldrar vars barn har blivit offer för ett vålds- eller sexualbrott -handbok
Subscribe to:
Posts (Atom)