昨日行われたヨーロッパ・メロディー・グランプリの優勝はスウェーデン。両親共にモロッコ人ということで、見た目はスウェーデン人ではないものの、スウェーデン伝統のコンテスト用な曲とパフォーマンス。
http://www.dr.dk/melodigrandprix/forside.htm#/43394
特に良かったとは思えないけれど、彼女は今回の開催地・アゼルバイジャンで人権グループと対話。これがヨーロッパの視聴者に良い印象を与えていたのではないかと思う。
今年は特にこれはというものはなかったけれど、ここ数年のトルコの新しいタイプへの挑戦は楽しい。そして外交的にはなんだかだとある国々が、こうしたコンテストでは問題関係にある隣国にもあっさりと高得点を与えたりしているのを見ると、地続きというのはいくつもの分野や関係で調整していかなくてはいけないことがあるのだと納得させられる。
Sunday, May 27, 2012
Friday, January 27, 2012
ユダヤ人に謝罪
ノルウェーのストルテンバルグ首相が、第二次世界大戦中に国内のユダヤ人を強制収容所に移送したことについて、正式に謝罪した。
しかしユダヤ人側は、「首相が政治家として責任を感じてくれていることは評価する。だが本当に謝罪してもらいたいのは、罪を犯した当人たちから」と不満とも言える言葉でインタビューに答えている。
謝罪したくてももうできない状況にある人たちもいるだろう。そしてノルウェーは、戦後にドイツ兵と結婚したノルウェー女性を強制的にドイツに追放したこと、ドイツ兵とノルウェー女性の子供たちを差別したことについては、どう思っているのだろう。最近では触れるのも悪いような問題として語られることもなくなってきていることについても。
しかしユダヤ人側は、「首相が政治家として責任を感じてくれていることは評価する。だが本当に謝罪してもらいたいのは、罪を犯した当人たちから」と不満とも言える言葉でインタビューに答えている。
謝罪したくてももうできない状況にある人たちもいるだろう。そしてノルウェーは、戦後にドイツ兵と結婚したノルウェー女性を強制的にドイツに追放したこと、ドイツ兵とノルウェー女性の子供たちを差別したことについては、どう思っているのだろう。最近では触れるのも悪いような問題として語られることもなくなってきていることについても。
Friday, December 23, 2011
幼児期の問題と児童相談所の対応
7月の乱射事件の犯人であるブライヴィークは「まったく別の世界に住んでいる人間」と精神鑑定され、裁判所は新たに専門家の意見を求めることを決定。
今日のVG紙によると、すでに彼が4歳のときに、母親が児童相談所に助けを求め、心理学者が生育環境の不備を指摘していたのに、児童相談所が心配に
及ばずとの判断を下したとのこと。現在の児童相談所のレベルはまったく違うそうだが、専門家が再三指摘しても、実行する権限のある児童相談所の知識レベルが低すぎたと批判している。
介入されすぎるのも迷惑にはなるのだが、この場合はブライヴィークの母親が自分から、息子の育児がきつすぎるということでコンタクトしてきていた。そして心理学者は、託児所と家庭を訪問して、大きな懸念を持ったわけだが、それが受け入れられず、最終的には今回の悲劇につながってしまった。
30年近くも前の話になるわけだが、こうしたケースはひとつではなかっただろう。それがどういう結果になっているのか、今後の調査が待たれる。同じような事件が起こるとしたら、恐ろしすぎる。
Monday, July 25, 2011
あの場にいた娘を持つ父親の手紙
「無意味なことを無意味のままにしておいてはいけない」
とウートイヤ島の乱射事件で娘を失いかけた父親が、VG紙に書いている。
「誰もがなんという無意味なことをとショックを受けている…あの若者たちはノルウェー民主主義のもっとも美しいものの象徴だったのに。無関心や自己の利益とは遠く離れ、社会参加と連帯のために集まった子たちだったのに。
だからこそ、あの場所で殺戮が行われたのだ。ノルウェーのもっとも重要で美しい場所だったからこそ。」
「憎しみをばらまき、混乱を力で世界に広めようとする人間が勝利してはならない。亡くなった人々の栄誉のためにできることは、政治的であれ宗教的であれ、過激派に対し、ノルウェー民主主義がいかに強いかを示すことにほかならない。
不安や憎しみ、怒りに盲目になってはならない。それこそが過激派の望むことだからだ。」
ノルウェー公安は、事件の犯人をまったくマークしていなかった。昔のようにしっかりとまとまった組織ではなく、薄い、目に見えないようなつながりで過激派が行動していることに対して、現時点でできることは限られているという。この事件が引き金になって、あるいは目に見えないつながりのあった何者かによって、他国でも同様のテロが実行される可能性も警告している。
それを止めようと、ノルウェー国民は手を取り合って、暴力による改革も支配も許さないという態度を強く打ち出した。
VG紙ではその思いを目に見えるよう形にしようと、署名ページを開いている。
http://www.vg.no/nyheter/innenriks/oslobomben/lenke.php
右上の日の丸をクリックすれば、日本語のページが出てくるので、一人でも多くの人に参加してもらいたい。
とウートイヤ島の乱射事件で娘を失いかけた父親が、VG紙に書いている。
「誰もがなんという無意味なことをとショックを受けている…あの若者たちはノルウェー民主主義のもっとも美しいものの象徴だったのに。無関心や自己の利益とは遠く離れ、社会参加と連帯のために集まった子たちだったのに。
だからこそ、あの場所で殺戮が行われたのだ。ノルウェーのもっとも重要で美しい場所だったからこそ。」
「憎しみをばらまき、混乱を力で世界に広めようとする人間が勝利してはならない。亡くなった人々の栄誉のためにできることは、政治的であれ宗教的であれ、過激派に対し、ノルウェー民主主義がいかに強いかを示すことにほかならない。
不安や憎しみ、怒りに盲目になってはならない。それこそが過激派の望むことだからだ。」
ノルウェー公安は、事件の犯人をまったくマークしていなかった。昔のようにしっかりとまとまった組織ではなく、薄い、目に見えないようなつながりで過激派が行動していることに対して、現時点でできることは限られているという。この事件が引き金になって、あるいは目に見えないつながりのあった何者かによって、他国でも同様のテロが実行される可能性も警告している。
それを止めようと、ノルウェー国民は手を取り合って、暴力による改革も支配も許さないという態度を強く打ち出した。
VG紙ではその思いを目に見えるよう形にしようと、署名ページを開いている。
http://www.vg.no/nyheter/innenriks/oslobomben/lenke.php
右上の日の丸をクリックすれば、日本語のページが出てくるので、一人でも多くの人に参加してもらいたい。
オスロの悲劇 友人たちのメール
「大丈夫。全員無事。ありがとう。」(爆破地点迎いの新聞社の友人)
「無事でした。でも危ないところでした。本当に。」(休暇中の省庁勤めの友人)
「無事。大丈夫だから、気にしすぎないで夏を楽しんで。」(同業者)
「私たちは大丈夫。でもノルウェーの将来を担って行く子たちが失われた。」(地方の友人)
「比例代表リストに載りました。なんとしてでも当選して、私たちの価値観を守らなくては」(地方公務員・政党員)
「無事でした。でも危ないところでした。本当に。」(休暇中の省庁勤めの友人)
「無事。大丈夫だから、気にしすぎないで夏を楽しんで。」(同業者)
「私たちは大丈夫。でもノルウェーの将来を担って行く子たちが失われた。」(地方の友人)
「比例代表リストに載りました。なんとしてでも当選して、私たちの価値観を守らなくては」(地方公務員・政党員)
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