ユラン・ポステンが行った「デンマーク人として自国を誇りに思うことは」についての調査結果が発表された。
記事原文はこちら。
「それは王室でもなく、文化でも自然でもない」と記事に副題がついている。デンマーク人がもっとも誇りに思うのは、福祉社会であり、民主主義の実践だ。
右がユラン・ポステンの調査結果だが、
福祉社会 26.2%
民主主義 21.8%
その他 20.2%
文化 7.2%
平和な生活 6.2%
誇るものがない 4.5%
王室 4.3%
デンマーク国旗 3.6%
寛容さ 2.9%
自然 1.7%
機嫌のよさ 1.4%
世界最古の王室とされるデンマーク王室がデンマーク人の心のよりどころになっているだろうと調査前には想像されていたようだ。が、それよりも自分たちで作り上げ、維持している福祉社会や民主主義の方を誇りに思うデンマーク人は、またいかにもという感じがする。高福祉社会にせよ、民主主義にせよ、誇りに思う基本となっているのは「国民が関与して改善していける」という点だそうだ。
それにしても「その他」は総計で20%を超えているのだろうけれど、何を挙げたのだろう。