Friday, July 30, 2010

ヴィーゲンランの彫刻



ノルウェー・オスロのフログネル公園は別名ヴィーゲラン彫刻公園。グスタフ・ヴィーゲランによる人間の一生をモチーフにした彫刻群が圧倒的な迫力で立ち並ぶ。

今日のアフテン・ポステン紙はこの彫刻郡の中でもオスロのシンボルと呼ばれる「怒りん坊(sinnnatangen)」を採り上げて解説。この子はなぜ怒りながら泣いているのか?という問題だ。

一般的には、「両親から十分な注目を受けていなから」が正解。人間の一生として見るのとは別に、ヴィーゲラン自身が父親と難しい関係にあったということを念頭に置いて見ると、家族関係、特に男性と子供の関係が見えてくると述べられている。
http://oslopuls.aftenposten.no/kunst_scene/article413049.ece

北欧の子供はおしなべてかわいい顔をしているが、専門家が見ると「自分が愛されているとわかっている顔」なのだそうだ。くだんの怒りん坊も、泣いて地団駄を踏んでいるものの、かわいそうだというより、やはりどこか非常にかわいい。愛されていると知っている表情のバリエーションのひとつなのだろうか。

Groensaape



ノルウェーで松から作る床用洗剤を入手。やはりフローリングにはこれがいちばん。ノルウェーではGroensaape、スウェーデンではFurusaape,フィンランドではMaentysoppaという名前で売られている。

どれも木製家具にも適しているし、カーペット洗いも本来ならこれ。ウィーンには残念ながらフィンランドのようなカーペットを洗う場所が湖脇にも設けられていないし、浴室にも排水溝がないのでできないけれど。

軽く床を拭いたら、本当にほっとするかすかな松の香り。つい昨日までいた山間の村にいるような。