Friday, January 27, 2012

ユダヤ人に謝罪

ノルウェーのストルテンバルグ首相が、第二次世界大戦中に国内のユダヤ人を強制収容所に移送したことについて、正式に謝罪した。

しかしユダヤ人側は、「首相が政治家として責任を感じてくれていることは評価する。だが本当に謝罪してもらいたいのは、罪を犯した当人たちから」と不満とも言える言葉でインタビューに答えている。

謝罪したくてももうできない状況にある人たちもいるだろう。そしてノルウェーは、戦後にドイツ兵と結婚したノルウェー女性を強制的にドイツに追放したこと、ドイツ兵とノルウェー女性の子供たちを差別したことについては、どう思っているのだろう。最近では触れるのも悪いような問題として語られることもなくなってきていることについても。