Tuesday, June 19, 2012

6月24日から8月6日まで、オスロ中央駅は工事のため閉鎖。一部は地下鉄で、その他はバスが代替運行。

去年も6週間閉鎖したけれど、この時期は旅行者も多くてたいへん。
混雑でカオスになることはないという見込みではある。

Thursday, May 31, 2012

フィンランドで新たな労働政策が発表された。
フィンランド式黄金の三角形で2020年までにヨーロッパ最高の労働生活を実現する。

http://www.tem.fi/files/33211/Strategian_johtoryhman_hyvaksyma_ru.pdf

デンマークよりはスウェーデンのモデルに近いか。スウェーデン同様、雇用の流動性と解雇規制の点が難しいかと思われる。

Wednesday, May 30, 2012

7月22日事件の裁判、今日は28日目。裁判の中継はこれまで最初の数日のみ許可、その後の被害者の証言などはいっさい禁止されていたが、報道協会は何度も申請を行い、昨日新たに中継可能な証人が決定された。

http://www.lovdata.no/nyhet/dok/toslo-2011-188627-17.html

今日は中継が行われる。昨日テンプル騎士団の存在を完全に警察が否定した根拠が述べられたが、ブライヴィークは同意していない。

午後
証人として今立っている研究者Terje Emberlandはブライヴィークの思考にファシストとしての二つの要素が明らかだと語った。陰謀論と終末思想がその二つ。

Emberland forklarer at man i forskningen er enig om at to elementer i hovedsak utgjør en fascistisk ideologi:

Det ene er en forestilling om en konspirasjon, at vi står foran stupet og at dette er en villet handling blant de som har makt. Breivik mener Arbeiderpatriet har sviktet Norge og inngått en pakt om å la muslimer ta over landet og Europa.

Den andre forestillingen er tanken om en apokalyptisk borgerkrig som skal åpne vei for en ny samfunnsorden med nasjonal gjenfødelse. Breivik mener dette vil skje innen 2083, og at Knights Templar skal innta lederposisjoner i et totalitært samfunn der innbyggerne sorteres og det norske urfolk oppfostres.

Emberland研究者は、最初にブライヴィークの精神鑑定の結果が正気ではないと発表されたときに、イデオロギーという点から考えれば、まったく異常のない思考発展だと批判した人でもある。

Sunday, May 27, 2012

昨日行われたヨーロッパ・メロディー・グランプリの優勝はスウェーデン。両親共にモロッコ人ということで、見た目はスウェーデン人ではないものの、スウェーデン伝統のコンテスト用な曲とパフォーマンス。
http://www.dr.dk/melodigrandprix/forside.htm#/43394

特に良かったとは思えないけれど、彼女は今回の開催地・アゼルバイジャンで人権グループと対話。これがヨーロッパの視聴者に良い印象を与えていたのではないかと思う。

今年は特にこれはというものはなかったけれど、ここ数年のトルコの新しいタイプへの挑戦は楽しい。そして外交的にはなんだかだとある国々が、こうしたコンテストでは問題関係にある隣国にもあっさりと高得点を与えたりしているのを見ると、地続きというのはいくつもの分野や関係で調整していかなくてはいけないことがあるのだと納得させられる。


Friday, January 27, 2012

ユダヤ人に謝罪

ノルウェーのストルテンバルグ首相が、第二次世界大戦中に国内のユダヤ人を強制収容所に移送したことについて、正式に謝罪した。

しかしユダヤ人側は、「首相が政治家として責任を感じてくれていることは評価する。だが本当に謝罪してもらいたいのは、罪を犯した当人たちから」と不満とも言える言葉でインタビューに答えている。

謝罪したくてももうできない状況にある人たちもいるだろう。そしてノルウェーは、戦後にドイツ兵と結婚したノルウェー女性を強制的にドイツに追放したこと、ドイツ兵とノルウェー女性の子供たちを差別したことについては、どう思っているのだろう。最近では触れるのも悪いような問題として語られることもなくなってきていることについても。