Tuesday, January 4, 2011

父親を知る権利


人工授精児が生物学的父親とコンタクトする権利がデンマークで法制化される見込み。

精子提供者は現在は匿名だが、これを提供者の選択制にし、生まれた子供が18歳の時点で「父親」と接触できるようにする。遺伝的な体質や病気を知る上で必要という観点から、また子供の側のアイデンティティ確立のために必要という観点から、党派を超えて合意が得られている。

すでに人工授精児の父親探しはかなり多いようだが、提供者は匿名を希望することが多く、すぐに匿名制を撤廃すると、提供者が激減するという懸念がある。最終的にはすべて実名登録制を実施する方向に向かうようだ。

(via shareaholic)