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Wednesday, March 9, 2016

30年間で最低の出生率 〜ノルウェー

*ノルウェーは1986年以来最低の出生率1.73を記録。
http://www.ssb.no/befolkning/statistikker/fodte

 原因として:
1)出産年齢が上がっている
2)子どもを多く持ちたがらない家庭が増えた

とされているが、社会・経済状況とも無縁ではない。

特に所得と出産についての関連については:
https://www.ssb.no/en/forskning/discussion-papers/_attachment/247932?_ts=15149786e00

Monday, January 18, 2016

給食に豚肉を 〜デンマーク

*デンマークのラナース郡議会で、給食に豚肉を定番の食材として使用することに決定。

これまで郡の託児所や学校では、宗教上の理由で豚肉を食べられない子供たちに配慮して、献立から豚肉を排除していた。が、デンマーク人の両親や子供がこれに対して不満をくすぶらせ、今回の議題となった。

昨日今日に始まったことではないが、これからはさらにこうした小さな対立が増えていくだろう。子供だけではない。高齢者施設でも同様の問題が待っている。

http://jyllands-posten.dk/indland/ECE8376330/frikadellekrigen-i-randers-er-afgjort-krav-om-svinekoed-paa-institutioner/

Monday, November 9, 2015

男女平等の危機? 〜デンマーク

*デンマークで男女の家事分担について調査が行われた。年齢が高くなるほど平等な分担について賛成意見が多いというちょっと意外な結果となり、18〜29歳の層では43%が「女性の方が家事を多く担当することに問題はない」と考えていることがわかった。

家事分担を進めてきた世代ほど分担に積極的ながら、若い世代がどうしてこういう考え方になっているのか。平等が当たり前になっているので、平等を実現していくことに若い世代は関心がないのだと分析されている。良く言えば「やれることをやる、得意なことをやればいいのではないか」くらいの緩やかな態度になっているとも言えるし、少なくとも「女性が家事をしないのは間違っている」と言っているわけではないので、それほど家事分担をすることが当たり前になっているとも考えられる。

しかし家事もともかく、男女平等は完全に実現されたとは言い難く、給与格差などはなかなか解消されない課題も残っている。平等への関心が希薄になることは、そうした格差の問題の解決が優先事項にならなくなる危険をはらむ。

どんな対策が講じられるのか、注目していきたい。


http://www.avisen.dk/langt-til-ligestilling-ved-koedgryderne-unge-overras_353844.aspx

Tuesday, January 27, 2015

人気の名前 2014年度 ~ ノルウェー

*2014年に生まれた子供たちの名前でもっとも人気の高かったのが、女子はノーラ(Nora)、男子はルーカス(Lukas/Lucas)。

Topp ti, jentenavn og guttenavn 2014
NummerNavnAntallPer 1000
Jentenavn   
1Nora/Norah43414
2Emma41814
3Sara/Sarah40413
4Sofie/Sophie38813
5Emilie35812
6Anna32711
7Linnea/Linea32611
8Thea/Tea32310
9Maja/Maia/Maya32310
10Sofia/Sophia31510
    
Guttenavn   
1Lucas/Lukas44814
2William43814
3Markus/Marcus42313
4Emil41913
5Oskar/Oscar38912
6Mathias/Matias38212
7Magnus37712
8Filip/Fillip/Philip37212
9Jakob/Jacob37111
10Aksel/Axel36311

一覧を見てみると順位はともかく、バリエーションとしてはそれほど変化はないように思える。このあたりはけっこう保守的とも言えるが、男子は国際的に読みやすい名前が増え、昔ながらのTarjeとかArneのような名前は出て来ていない。そういえば時折、名前を登録するような場でやや高齢の人たちが受け付けたりしていると、「これってノルウェーの名前?」と不満げな感じになることもあったりする。いわゆるノルウェーっぽい名前が出てくると「ようやくまともなノルウェーの名前が出て来た」と喜んだりするあたり、どこの国も程度の差はあれ、新しい傾向には馴染みにくいところがあるのかも。

女子の方はもとからそう読みにくい名前が多いわけではないが、シンプルで北欧ならではのLinneaや、どこの国でも絶対にあるAnnaなどが毎年同様入って来ている。ただスペリングにはちょっと凝る傾向は出て来ているようで、SofieにSophieをあてたり、マイヤに3種類の書き方があったりする。

かつては「この名前ってことはだいたいこのくらいの年齢だな」と想像がついたものだが、最近ではトップの名前に人気が偏るということもなくなってきた。それはそれでちょっと寂しいものだ。

Wednesday, September 10, 2014

糖尿病改善に効果あり

*インターバル・ウォーキングを1回1時間、週5回実行すると、糖尿病の症状が改善され、場合によっては全快もあるという研究調査が発表された。
http://jyllands-posten.dk/livsstil/sundhed/ECE7015794/diabetes-kan-gas-vaek/

デンマークで糖尿病に悩む人々の数は約30万人。この10年で2倍の増加を見ている。しかも医療費としては全体で1日86000万クローネがかかるということで、国としてはなんとしてもこれ以上患者を増やしたくないところ。

食生活に気をつけながらもなかなか改善しなかったところにインターバル・ウォーキングを採り入れて、10年に渡ってインシュリン投与をしなくて済んでいる人もいるそうだ。

研究者たちは、インターバル・ウォーキングを楽に実行するためのフリー・アプリケーション"Inter Walk"も開発した。これまではアップルストアからのみ入手可能で、すでに1万5000人が利用しているが、今日からはGoogle Playからもダウンロード可能になる。

Wednesday, November 27, 2013

2013年度北欧統計

*今日発表予定の北欧統計2013年度版。いろいろ意外な事実がわかっておもしろそうだ。

・スウェーデンの母親年齢が上昇中。出産年齢は30〜34歳がもっとも多い。
・フェロー諸島の女性たちがいちばん長寿
・癌発生率がいちばん低いのはグリーンランドの男性たち
・パートタイム就労がもっとも少ないのはフィンランド
・若年失業率がもっとも低いのはオーランド島
・アイスランドの人口は1990年から増加の一途
・北欧最大の漁業国は圧倒的にノルウェー

http://www.scb.se/sv_/Hitta-statistik/Statistik-efter-amne/Amnesovergripande-statistik/Amnesovergripande-statistik/Ovriga-publikationer-statistik/51173/2013A01/Behallare-for-Press/Nordisk-statistisk-arsbok-2013/

グリーンランド男性たちがなぜ癌の発生率が低いのか、これは今後また調べてみたい。

Tuesday, October 15, 2013

男女の時間の使い方比較

*ノルウェー統計局が新しい報告書を発表。家族形態や職業別に、女性と男性がどのように時間を使っているかについて。

http://www.ssb.no/kultur-og-fritid/artikler-og-publikasjoner/kvinners-og-menns-tidsbruk-i-ulike-livsfaser-og-familietyper

また子供のいる家庭における時間の使い方の変化はこちらでわかる:
http://www.ssb.no/kultur-og-fritid/artikler-og-publikasjoner/yrkes-og-familiearbeid-i-barnefasen

どちらも70年代からの変遷になっているので、ちょうど家族政策や女性政策が変わった時代と、その後どう影響があったかの資料として最適。

Friday, May 31, 2013

禁煙法改正

*タバコゼロ社会を目指すノルウェーで、禁煙法が改正された。

Fra 1. juli 2013 endres lovens formålsbestemmelse til å inneholde en visjon om et tobakksfritt samfunn på sikt. Samtidig gjelder den nye bestemmelsen om at barn har et lovfestet vern mot passiv røyking.
Forbudet mot salg av 10-pakninger sigaretter gjelder også fra 1. juli 2013, men det er gitt overgangsbestemmelser i en egen forskrift, http://www.lovdata.no/cgi-wift/ldles?ltdoc=/for/ff-20130524-0516.html
Fra 1. juli 2013 omfattes tobakkssurrogater og tobakksimitasjoner av lovens bestemmelser om aldersgrenser, forbud mot gratis utdeling, reklameforbud og oppstillingsforbud.
タバコではないがタバコのような製品(無煙たばこはもちろん、ニコチンの入っていないタバコ類似製品)に購買可能年齢制限を設定する
Fra 1. januar 2014 gjelder de nye forbudene mot tobakkssponsing, forbrukertesting og innførsel og salg av produkter for å skjule helseadvarslene.
タバコ会社のスポンサリング、消費者テスト、健康への危険信号を隠す製品の輸入と販売を禁止
Fra 1. juli 2014 vil det ikke lenger være lovlig med røykerom i arbeidslokaler og offentlige lokaler. Det er gitt enkelte unntak fra dette, bl.a. for enkelte institusjoner. Fra samme tid gjelder bestemmelsene om tobakksforbud i barnehager og skoler og om røykfrie inngangspartier til helseinstitusjoner og offentlige virksomheter. Også forbudet mot selvbetjening av tobakksvarer trer i kraft fra dette tidspunkt.
職場、公的施設の喫煙室撤廃。例外施設あり。託児所、学校、医療施設・公的施設の玄関での喫煙禁止。自動販売機撤廃。
Fra 1. januar 2015 trer bestemmelsene om en kommunal bevillingsordning for salg av tobakksvarer i kraft.
自治体のタバコ製品販売認可制度に関する条項の施行。

しかしなぜだか路上喫煙はまだ禁止になっていない。

Monday, January 7, 2013

2012年 ノルウェー料理大賞

伝統料理重視・土地の名産を使う料理が受賞傾向にある「ノルウェー料理大賞」。
今年は以下の方々が受賞。

http://www.regjeringen.no/nb/dep/lmd/aktuelt/nyheter/2013/jan-13/vinnere-av-det-norske-maltid-2012.html?id=711657&WT.tsrc=epost

Monday, December 10, 2012

スウェーデンの父親

小さな子供を持つ父親の労働時間が減少中。
母親と父親の労働時間が均等に向かう方向へ。


Småbarnsmammors och -pappors arbetstid närmar sig varandra
Genomsnittlig total faktiskt arbetad tid för sysselsatta i åldern 16-64 år med hemmaboende barn under sju år, åren 1987-2011. Timmar per vecka.

*シングルパパを主人公にした小説、"Pappadagar i Råttansår"を読むと、スウェーデンのパパたちの日常がよくわかる。
子供と遊ぶときには携帯電話を切るとか、ちょっとしたところに気を遣っているパパたち。元妻の新しい恋人と子供たちの接触にイライラしたり、自分もパートナー探しで一喜一憂したり。読みやすい文体も魅力的。
Daniel Möllbergのデビュー作。


Sunday, May 9, 2010

世界でもっとも住みやすい町



エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが選んだ「世界でもっとも住みやすい町」の7位にヘルシンキが選ばれた。
1位はカナダのバンクーバー。2位はウィーン。ウィーンは納得。北欧でトップ10に入ったのはヘルシンキのみ。 別の団体の選ぶ「世界でもっとも住みやすい町」はコペンハーゲンだったが、エコノミストから見るとそういうものらしい。

ヘルシンキは確かに仕事で行くにも勉強しに行くにもいいところだと思う。動きやすいのもいい。コペンハーゲンはその点でちょっとポイントが下がったか。ストックホルムはいつもこういうランキングに顔を出さないのだが、不思議だ。オスロは明らかに物価のせいだと思う。


Thursday, April 8, 2010

2010年度ノルウェー家族調査

 ノルウェー人の5人に1人が一人暮らし。60%がカップルで、うち4分の3が正式に結婚している。一人暮らしする人の大半はオスロ在住。
2009年度は6万1800人の子供が新たに生まれ、前年度より1300人増加。1972年以来の出生数で、これによりノルウェーの出生率は1.98となり、ヨーロッパではトップレベルに。

そういえば独身者の税制改革を求めていたグループがあったけれど、どうしただろう。子供向けの公共サービスや給付は自分たちには何の見返りもないという主張だったけれども。

Sunday, August 16, 2009

最近気に入っているもの

*どこの国のスーパーに行っても、あまり代わり映えなく同じようなミントやキャンディーだなと思う今日この頃なのだけれども、そんな中でその国のその店でなければ買えない、というものが見つかると、本当にうれしくなる。

筆頭はデンマークのIrmaというスーパーのIrmaマークのラクリス・パスティッラー。日本では好まない人も少なくはないラクリス(甘草)とミントを組み合わせたノンシュガーの平たい小粒。ノンシュガーにありがちなちょっと頼りない感じはあるが、ラクリスといえばグミみたいなものが多いので、それとは異なるしっかりした感じがいい。容器も小さな金属の缶で、ポケットにすんなり入る手ごろな大きさ。これにIrmaのシンボルである少女があしらわれていて、いかにもIrmaでしか買えません、という風情にそそられる。

それからノルウェーではDeliというコンビニのような店においてあるLuca's After Coffee Mintのシナモン味。これはたぶん北欧以外の国なら簡単に見つかるようなものなのかも。が、とにかくこれしか「シナモン味」というものがないので、私はノルウェーでは必ず買っている。上記のIrmaラクリスよりさらに小粒でさらにはかない味だが、シナモンの香りは気分よく味わえる。
容器は暗赤色でペリカンのイラスト。この色もとても好きだ。握ったら手の中に隠れてしまうような細長く小さなサイズもいい。

シナモンといえば、北欧ではなくてイタリア・トリノで買った砂糖粒のようなLeoneというメーカーのものがとても気に入っていた。箱のデザインもクラシックでかわいらしい。こちらはノンシュガーではないので、かなり味がしっかりしているが、シンプルなのであきない。舌が軽くしびれるくらいにはシナモン、という感じがある。こちらは最近、自宅近くで扱う店が出てきたので問題なし。

菓子類の工夫や新製品では日本にかなうところはないだろうなと思うけれども、パッケージ重視で行けば、北欧にもヨーロッパにも、いろいろいいものはある。中身を食べなくちゃいけないのがちょっと難点なものもあるが。