*デンマークの自治領フェロー諸島で、この度こんぶ入りのバターが開発された。
こんぶは島で養殖されたもの。細かく刻んでバターに混ぜ込まれている。伝統的なフェロー諸島の食材(羊肉、干魚、じゃがいも)などにもよく合うとのこと。
海草の利用はこのところ北欧諸国の沿岸地域でいろいろに考案されている。昆布は自生ではなく養殖だが、新しい水産業の形態としても注目されている。
http://www.faroeislands.fo/the-big-picture/news/seaweed-butter/
Showing posts with label デンマーク. Show all posts
Showing posts with label デンマーク. Show all posts
Wednesday, March 30, 2016
Monday, January 18, 2016
給食に豚肉を 〜デンマーク
*デンマークのラナース郡議会で、給食に豚肉を定番の食材として使用することに決定。
これまで郡の託児所や学校では、宗教上の理由で豚肉を食べられない子供たちに配慮して、献立から豚肉を排除していた。が、デンマーク人の両親や子供がこれに対して不満をくすぶらせ、今回の議題となった。
昨日今日に始まったことではないが、これからはさらにこうした小さな対立が増えていくだろう。子供だけではない。高齢者施設でも同様の問題が待っている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE8376330/frikadellekrigen-i-randers-er-afgjort-krav-om-svinekoed-paa-institutioner/
これまで郡の託児所や学校では、宗教上の理由で豚肉を食べられない子供たちに配慮して、献立から豚肉を排除していた。が、デンマーク人の両親や子供がこれに対して不満をくすぶらせ、今回の議題となった。
昨日今日に始まったことではないが、これからはさらにこうした小さな対立が増えていくだろう。子供だけではない。高齢者施設でも同様の問題が待っている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE8376330/frikadellekrigen-i-randers-er-afgjort-krav-om-svinekoed-paa-institutioner/
Monday, November 9, 2015
男女平等の危機? 〜デンマーク
*デンマークで男女の家事分担について調査が行われた。年齢が高くなるほど平等な分担について賛成意見が多いというちょっと意外な結果となり、18〜29歳の層では43%が「女性の方が家事を多く担当することに問題はない」と考えていることがわかった。
家事分担を進めてきた世代ほど分担に積極的ながら、若い世代がどうしてこういう考え方になっているのか。平等が当たり前になっているので、平等を実現していくことに若い世代は関心がないのだと分析されている。良く言えば「やれることをやる、得意なことをやればいいのではないか」くらいの緩やかな態度になっているとも言えるし、少なくとも「女性が家事をしないのは間違っている」と言っているわけではないので、それほど家事分担をすることが当たり前になっているとも考えられる。
しかし家事もともかく、男女平等は完全に実現されたとは言い難く、給与格差などはなかなか解消されない課題も残っている。平等への関心が希薄になることは、そうした格差の問題の解決が優先事項にならなくなる危険をはらむ。
どんな対策が講じられるのか、注目していきたい。
http://www.avisen.dk/langt-til-ligestilling-ved-koedgryderne-unge-overras_353844.aspx
家事分担を進めてきた世代ほど分担に積極的ながら、若い世代がどうしてこういう考え方になっているのか。平等が当たり前になっているので、平等を実現していくことに若い世代は関心がないのだと分析されている。良く言えば「やれることをやる、得意なことをやればいいのではないか」くらいの緩やかな態度になっているとも言えるし、少なくとも「女性が家事をしないのは間違っている」と言っているわけではないので、それほど家事分担をすることが当たり前になっているとも考えられる。
しかし家事もともかく、男女平等は完全に実現されたとは言い難く、給与格差などはなかなか解消されない課題も残っている。平等への関心が希薄になることは、そうした格差の問題の解決が優先事項にならなくなる危険をはらむ。
どんな対策が講じられるのか、注目していきたい。
http://www.avisen.dk/langt-til-ligestilling-ved-koedgryderne-unge-overras_353844.aspx
Wednesday, January 28, 2015
地域によって異なる青少年犯罪への処罰 ~ デンマーク
*18歳以下の犯罪への処罰が地域によって異なるという調査がデンマークで発表された。
ユラン・ポステン紙記事
ユトランド半島一帯では社会教育指導2年が一般的、シェラン島では3ヶ月の収監。社会教育指導でも、場合によっては施設に入ったり、ある程度監視や規則のある専用住宅で暮らしたりと、完全な自由にはならないのだが、刑務所に入るよりは効果があると考えられている。社会教育指導は、犯罪事件を起こす青少年の大半が社会適応がうまくできてないためだという考え方から始まっているためだ。しかし実際に処罰を受ける青少年の中には、短くて済む刑務所への道を選ぶ子もいないわけではない。
それにしても地域によって格差があるとすれば、居住地や裁判所の場所次第で刑罰が違うということになり、一貫性がなくなる。そのため法務大臣は原因調査を命じたが、配下のアドバイザーたちは犯罪の度合いが地域によって異なる可能性も否定していない。
ユラン・ポステン紙記事
ユトランド半島一帯では社会教育指導2年が一般的、シェラン島では3ヶ月の収監。社会教育指導でも、場合によっては施設に入ったり、ある程度監視や規則のある専用住宅で暮らしたりと、完全な自由にはならないのだが、刑務所に入るよりは効果があると考えられている。社会教育指導は、犯罪事件を起こす青少年の大半が社会適応がうまくできてないためだという考え方から始まっているためだ。しかし実際に処罰を受ける青少年の中には、短くて済む刑務所への道を選ぶ子もいないわけではない。
それにしても地域によって格差があるとすれば、居住地や裁判所の場所次第で刑罰が違うということになり、一貫性がなくなる。そのため法務大臣は原因調査を命じたが、配下のアドバイザーたちは犯罪の度合いが地域によって異なる可能性も否定していない。
Tuesday, December 23, 2014
自閉症児の不登校問題 〜デンマーク
*デンマークの自閉症協会が、自閉症の子供の不登校問題に懸念を表明している。http://jyllands-posten.dk/indland/ECE7312552/For%C3%A6ldre-holder-skoleb%C3%B8rn-hjemme/
自閉症スペクトラムの子供たちに特別教育を望む声は以前から強かったのだが、現在は統合教育の一環として、一般の学級に通っている。子供たちが行きたがらないのもともかく、両親も学校に行かせることが良いことではないと感じて、不登校を容認。協会の調査では、160家族のうち30家族の子供が数週間から数ヶ月、不登校になっているとのこと。そのうち9人は1年以上学校に行っていない。
この春、自閉症児とその親についての番組に携わったが、私の担当した家族では幸いそういう問題はなかった。同じように統合教育を進めているノルウェーだったので、やはり普通の学校に通い、特別クラスで自分のペースで身の回りのことや読み書きなどを学んでいた。しかし地域によってはそれだけの指導をできる教師の数が不足。どこでも満足なレベルで学校に通わせられるわけではないという。
上記の記事を見ると、特別学級では落ち着いていた子も、普通級ではいろいろと苦労があって不登校になっているケースが多い。通学そのものが子供を傷つけるという両親の意見は、これからどう反映されていくのだろう。
自閉症スペクトラムの子供たちに特別教育を望む声は以前から強かったのだが、現在は統合教育の一環として、一般の学級に通っている。子供たちが行きたがらないのもともかく、両親も学校に行かせることが良いことではないと感じて、不登校を容認。協会の調査では、160家族のうち30家族の子供が数週間から数ヶ月、不登校になっているとのこと。そのうち9人は1年以上学校に行っていない。
この春、自閉症児とその親についての番組に携わったが、私の担当した家族では幸いそういう問題はなかった。同じように統合教育を進めているノルウェーだったので、やはり普通の学校に通い、特別クラスで自分のペースで身の回りのことや読み書きなどを学んでいた。しかし地域によってはそれだけの指導をできる教師の数が不足。どこでも満足なレベルで学校に通わせられるわけではないという。
上記の記事を見ると、特別学級では落ち着いていた子も、普通級ではいろいろと苦労があって不登校になっているケースが多い。通学そのものが子供を傷つけるという両親の意見は、これからどう反映されていくのだろう。
Monday, October 20, 2014
育児現金給付受給者の80%が移民
*北欧では託児所に子供を預けず、自分で面倒を見ている場合には現金での給付がある。これは女性が働く意欲を削ぐものとして長いこと批判の対象になっているが、託児所さえ確保できれば働き始める女性が多く、この給付された現金も、託児所ではなくベビーシッターへの支払いに回して、パートタイム就労をする母親たちがほとんどだ。
が、やはり固定的に給付を受ける数は、減少するどころか増加する傾向にある。デンマークもそうで、今日のユラン・ポステン紙では「受給者の80%が移民」という記事が掲載されている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE7124090/80-pct.-af-alle-%E6gtepar-p%E5-kontanthj%E6lp-er-indvandrere/
受給者が増加して就労人口が減少、ひいては税収も減少、という傾向を恐れ、とにかく教育を受けさせることが解決方法、と提示されてはいるが、本当にそうかなという気もしないではない。
というのは移民、あるいは移民家族としてやってきたという背景のある人たちの場合、食事からして北欧の一般とは相当違う。一品作ればそれでよし、という国から来た人たちばかりではないし、宗教的な制限もあって、菜食だ、ハラルだ、と買い物ひとつ、作り方ひとつでも手間のかかるケースも多い。ある移民家庭では、米粉のパンケーキみたいなものを焼くのに豆を発酵させたりしていたが、発酵具合を見ながらの作業だったりするので、こんなことをしていたら、まあ外に働きに行くのは難しいだろうなあと思う。
教育を受けたら、それが何か変わる方向に行くのだろうか。こんな面倒な料理をするために生まれてきたわけではない!と思うに至ったとしても、結局誰かが作らないとやっていけない家庭がほとんどじゃないかと思うが。
が、やはり固定的に給付を受ける数は、減少するどころか増加する傾向にある。デンマークもそうで、今日のユラン・ポステン紙では「受給者の80%が移民」という記事が掲載されている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE7124090/80-pct.-af-alle-%E6gtepar-p%E5-kontanthj%E6lp-er-indvandrere/
受給者が増加して就労人口が減少、ひいては税収も減少、という傾向を恐れ、とにかく教育を受けさせることが解決方法、と提示されてはいるが、本当にそうかなという気もしないではない。
というのは移民、あるいは移民家族としてやってきたという背景のある人たちの場合、食事からして北欧の一般とは相当違う。一品作ればそれでよし、という国から来た人たちばかりではないし、宗教的な制限もあって、菜食だ、ハラルだ、と買い物ひとつ、作り方ひとつでも手間のかかるケースも多い。ある移民家庭では、米粉のパンケーキみたいなものを焼くのに豆を発酵させたりしていたが、発酵具合を見ながらの作業だったりするので、こんなことをしていたら、まあ外に働きに行くのは難しいだろうなあと思う。
教育を受けたら、それが何か変わる方向に行くのだろうか。こんな面倒な料理をするために生まれてきたわけではない!と思うに至ったとしても、結局誰かが作らないとやっていけない家庭がほとんどじゃないかと思うが。
Wednesday, September 10, 2014
糖尿病改善に効果あり
*インターバル・ウォーキングを1回1時間、週5回実行すると、糖尿病の症状が改善され、場合によっては全快もあるという研究調査が発表された。
http://jyllands-posten.dk/livsstil/sundhed/ECE7015794/diabetes-kan-gas-vaek/
デンマークで糖尿病に悩む人々の数は約30万人。この10年で2倍の増加を見ている。しかも医療費としては全体で1日86000万クローネがかかるということで、国としてはなんとしてもこれ以上患者を増やしたくないところ。
食生活に気をつけながらもなかなか改善しなかったところにインターバル・ウォーキングを採り入れて、10年に渡ってインシュリン投与をしなくて済んでいる人もいるそうだ。
研究者たちは、インターバル・ウォーキングを楽に実行するためのフリー・アプリケーション"Inter Walk"も開発した。これまではアップルストアからのみ入手可能で、すでに1万5000人が利用しているが、今日からはGoogle Playからもダウンロード可能になる。
http://jyllands-posten.dk/livsstil/sundhed/ECE7015794/diabetes-kan-gas-vaek/
デンマークで糖尿病に悩む人々の数は約30万人。この10年で2倍の増加を見ている。しかも医療費としては全体で1日86000万クローネがかかるということで、国としてはなんとしてもこれ以上患者を増やしたくないところ。
食生活に気をつけながらもなかなか改善しなかったところにインターバル・ウォーキングを採り入れて、10年に渡ってインシュリン投与をしなくて済んでいる人もいるそうだ。
研究者たちは、インターバル・ウォーキングを楽に実行するためのフリー・アプリケーション"Inter Walk"も開発した。これまではアップルストアからのみ入手可能で、すでに1万5000人が利用しているが、今日からはGoogle Playからもダウンロード可能になる。
Sunday, November 17, 2013
工業分野で雇用の伸び
2020年まで、工業分野で雇用が大幅に伸びる予想が、デンマークで打ち出された。
http://epn.dk/samfund/arbmarked/ECE6248920/historisk-vending-nye-industrijob-pa-vej/
これまでは工場などが賃金の安い国々に移転する動きが続いていたが、単純作業が自動化でき、複雑なものを必要なだけきちんと生産する方に転換してきたため、国内にとどまる工場が増えてきた。
どうしても自分たちでなくては任せられないタイプの部品はこれまでも国内生産してきており、移転しそうだ、倒産しそうだと噂のあったレゴも結局大量解雇の必要なく発展している。介護分野でもロボット導入が積極的に検討されているし、今後も国内で密に利用者とコンタクトしながらでなければ作れないものが多々必要になってくる。
歴史的な転換というタイトルは大げさではない。
http://epn.dk/samfund/arbmarked/ECE6248920/historisk-vending-nye-industrijob-pa-vej/
これまでは工場などが賃金の安い国々に移転する動きが続いていたが、単純作業が自動化でき、複雑なものを必要なだけきちんと生産する方に転換してきたため、国内にとどまる工場が増えてきた。
どうしても自分たちでなくては任せられないタイプの部品はこれまでも国内生産してきており、移転しそうだ、倒産しそうだと噂のあったレゴも結局大量解雇の必要なく発展している。介護分野でもロボット導入が積極的に検討されているし、今後も国内で密に利用者とコンタクトしながらでなければ作れないものが多々必要になってくる。
歴史的な転換というタイトルは大げさではない。
Friday, October 25, 2013
仕事で鬱になる原因
*デンマークのオーフス大学の調査によると、仕事で鬱になる原因は仕事量ではなく、人間関係を含む職場環境に起因するとのこと。鬱状態にある人に対しては、仕事量を減らすことで改善対策が採られているが、これはあまり効果がなく、人間関係を変えるような方向に持って行く方が望ましい。
http://epn.dk/samfund/arbmarked/miljo/ECE6153962/chefen-giver-depression-og-stress/
簡単には解雇できないという理由もあるが、北欧ではけっこう職場での「いじめ」が問題になる。社則でいじめ・ハラスメントを行った場合には罰則を定めているところも多いが、加害者/被害者どちらにも心情的には相応の理由がないわけでもなく、完全な解決はきわめて難しい。そして労働市場弱者に分類されるような人たちは、できる限り仕事にしがみつく傾向があるのも日本と同じ。結局は疾病休暇を取得して、さらに難しい状態に自分を追い込んでしまうことになる。
こんなことはすでにわかっていただろうという気もしないでもないが、きちんとしたストレス測定なども含めて、学術的に発表されたことは喜ばしい。どんな症状が見受けられたらどう対応すべきかについても、今後研究されていく予定。
http://epn.dk/samfund/arbmarked/miljo/ECE6153962/chefen-giver-depression-og-stress/
簡単には解雇できないという理由もあるが、北欧ではけっこう職場での「いじめ」が問題になる。社則でいじめ・ハラスメントを行った場合には罰則を定めているところも多いが、加害者/被害者どちらにも心情的には相応の理由がないわけでもなく、完全な解決はきわめて難しい。そして労働市場弱者に分類されるような人たちは、できる限り仕事にしがみつく傾向があるのも日本と同じ。結局は疾病休暇を取得して、さらに難しい状態に自分を追い込んでしまうことになる。
こんなことはすでにわかっていただろうという気もしないでもないが、きちんとしたストレス測定なども含めて、学術的に発表されたことは喜ばしい。どんな症状が見受けられたらどう対応すべきかについても、今後研究されていく予定。
Sunday, September 22, 2013
認知症のためのケアハウス増加を
*デンマークで高齢者用のケアハウスに入居する人たちの、3人に2人が認知症。しかし全国4万6000カ所のケアハウスのうち、認知症に対応しているところは6000カ所に過ぎない。しかも現在8万5000人という認知症高齢者の数は、2040年には倍になると予測されている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE5990395/mangel-pa-plejehjem-til-boelge-af-demente/
新聞社の調査によると、ケアハウスの所長の40%が、自分の管轄する施設は物理的に認知症患者に適していないと認めている。
高齢者連盟によると、認知症患者に適した物理的な条件とは、
・玄関にセキュリティ対策が敷かれていること
・機能別にスペース・階が色分けされていること
・庭に歩きやすい道があり、そこに手すりが設けられていること
などだそうだ。これなら特に認知症の高齢者のみならず、認知症のない人にも便利な設備。予算的には難しいところもあるだろうが、全施設を認知症向けに整備してもらいたいという高齢者連盟の希望を、かなえることにそう無理があるとも思えない。
政府がさっそく乗り出して、各自治体に施設の改装などを指導していくことになっているが、いちばんたいへんな課題は、認知症のケアにあたるスタッフの養成。こちらもまだ30年近くあるから大丈夫、と楽観していられない状況だ。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE5990395/mangel-pa-plejehjem-til-boelge-af-demente/
新聞社の調査によると、ケアハウスの所長の40%が、自分の管轄する施設は物理的に認知症患者に適していないと認めている。
高齢者連盟によると、認知症患者に適した物理的な条件とは、
・玄関にセキュリティ対策が敷かれていること
・機能別にスペース・階が色分けされていること
・庭に歩きやすい道があり、そこに手すりが設けられていること
などだそうだ。これなら特に認知症の高齢者のみならず、認知症のない人にも便利な設備。予算的には難しいところもあるだろうが、全施設を認知症向けに整備してもらいたいという高齢者連盟の希望を、かなえることにそう無理があるとも思えない。
政府がさっそく乗り出して、各自治体に施設の改装などを指導していくことになっているが、いちばんたいへんな課題は、認知症のケアにあたるスタッフの養成。こちらもまだ30年近くあるから大丈夫、と楽観していられない状況だ。
Saturday, June 8, 2013
デンマークの「貧困限界線」
*昨年5月から招集された特別委員会で、デンマークでは新たな貧困限界線を設定。
独身の場合、年収10万3200クローネ(約200万円)以下、そして4人家族の場合は23万7000クローネ(約460万円)以下となったが、3年に渡って国民平均所得の2分の1だった場合も貧困状態とみなされることになった。
これに該当するデンマーク人は4万2200人。ここからさらに児童だけを見ると、1万700人が貧困家庭で育てられていることになる。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE5583262/eksperters-bud-42200-er-fattige/
委員の1人、Jann Sjursenは「社会的疎外者委員会(Råde for Udsatte)によると、この11年間でこの貧困層が3倍に増えている。これは政治的に対策を取らねばならない大きな社会問題」とコメント。
各政党の反応はまちまちだが、基本的には「本当の貧困という意味ではない」と考えているようだ。相対的に貧困層にはなるが、住む場所も服もなく、食べるものもないというような、伝統的な「貧困」に苦しむ家庭はデンマークにはない、というのがほとんどに共通した意見。
社会大臣は経済的に救済することだけで解決になるとは考えておらず、なぜ、どういうタイプの人が貧困層にとどまってしまうのかを調査し、それを阻むための政策とは何かを検討していくとしている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE5585351/joachim-b-olsen-fattigdomsgraense-er-til-grin/
独身の場合、年収10万3200クローネ(約200万円)以下、そして4人家族の場合は23万7000クローネ(約460万円)以下となったが、3年に渡って国民平均所得の2分の1だった場合も貧困状態とみなされることになった。
これに該当するデンマーク人は4万2200人。ここからさらに児童だけを見ると、1万700人が貧困家庭で育てられていることになる。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE5583262/eksperters-bud-42200-er-fattige/
委員の1人、Jann Sjursenは「社会的疎外者委員会(Råde for Udsatte)によると、この11年間でこの貧困層が3倍に増えている。これは政治的に対策を取らねばならない大きな社会問題」とコメント。
各政党の反応はまちまちだが、基本的には「本当の貧困という意味ではない」と考えているようだ。相対的に貧困層にはなるが、住む場所も服もなく、食べるものもないというような、伝統的な「貧困」に苦しむ家庭はデンマークにはない、というのがほとんどに共通した意見。
社会大臣は経済的に救済することだけで解決になるとは考えておらず、なぜ、どういうタイプの人が貧困層にとどまってしまうのかを調査し、それを阻むための政策とは何かを検討していくとしている。
http://jyllands-posten.dk/indland/ECE5585351/joachim-b-olsen-fattigdomsgraense-er-til-grin/
Thursday, May 30, 2013
競争力でやや上昇
*スイスのIMDによる調査で、デンマークはようやく競争力で12位となり、前回よりもやや上昇。「黄金の三角形」を誇っていた時代からまもなく経済的に伸び悩みが始まったが、ようやく回復の兆しが現れたというところ。
教育、政治の安定、研究開発環境などではトップレベルにあるのだが、産業経済面では税の高さと資金調達の難しさから、競争力で劣るところがあると見られている。この欠点のひとつである税制については、先頃企業税が25%から22%に引き下げられた。
UDFORDRINGER
教育、政治の安定、研究開発環境などではトップレベルにあるのだが、産業経済面では税の高さと資金調達の難しさから、競争力で劣るところがあると見られている。この欠点のひとつである税制については、先頃企業税が25%から22%に引き下げられた。
TOP 10
Verdens bedste lande målt på konkurrenceevne er ifølge schweiziske IMD som følger (2012-placering i parentes):
- USA (2)
- Schweiz (3)
- Hong Kong (1)
- Sverige (5)
- Singapore (4)
- Norge (8)
- Canada (6)
- Forenede Arabiske Emirater (16)
- Tyskland (9)
- Qatar (10)
- Taiwan (7)
- Danmark (13)

IMD peger på fem større udfordringer, som Danmark skal arbejde med i 2013:
- At øge effektiviteten i produktionen.
- Lette adgangen til finansiering.
- Øge eksporten gennem forbedret konkurrenceevne.
- Sikre holdbarheden af dansk økonomi gennem besparelser og vækstskabende reformer.
- Sænke skatter/afgifter i virksomheder for at øge investeringsniveauet.
Kilde: IMD
Tuesday, March 12, 2013
高校生が多すぎる
*デンマークではいわゆるアカデミックな方向に進む準備をするための高校が、ここ数年人気が高い。このままでは就職できない学生が数年後に社会にあふれそうだと懸念されている。
http://jyllands-posten.dk/indland/article5244907.ece
専門技術職が人手不足な状態なのは、他の北欧諸国同様、デンマークでも深刻な問題になっている。これを解消するためには、高専レベルの職業に特化した教育をきちんと受けた人材を社会に送り出すこと。そのためには毎年義務教育を修了した生徒の40%が職業専門高校に入る必要がある。
しかし現在のところ、その割合は20%弱。
外国から技術工を雇うという方法もあるにはあるが、問題はアカデミック路線の高校に入っている学生の10%内外が高校課程を完全に履修できていないこと。この学生たちはその後大学に行くこともなく、一般高校教育だけでできる仕事には相当な限りがあるため、完全に労働市場弱者となってしまう。
記事で引用されている校長は「今までならアカデミック方向の高校に来ることはなかったはずの生徒たちまでが入ってくる」とコメントしているが、日本だと大学生がこういう状況だろうか。
ホワイトカラー専門職も人手不足ではあるのだが、そのレベルの仕事をするためにはすでに修士が必要という北欧の現状。一般の高教育がいちばんあぶれることになってしまう。
http://jyllands-posten.dk/indland/article5244907.ece
専門技術職が人手不足な状態なのは、他の北欧諸国同様、デンマークでも深刻な問題になっている。これを解消するためには、高専レベルの職業に特化した教育をきちんと受けた人材を社会に送り出すこと。そのためには毎年義務教育を修了した生徒の40%が職業専門高校に入る必要がある。
しかし現在のところ、その割合は20%弱。
外国から技術工を雇うという方法もあるにはあるが、問題はアカデミック路線の高校に入っている学生の10%内外が高校課程を完全に履修できていないこと。この学生たちはその後大学に行くこともなく、一般高校教育だけでできる仕事には相当な限りがあるため、完全に労働市場弱者となってしまう。
記事で引用されている校長は「今までならアカデミック方向の高校に来ることはなかったはずの生徒たちまでが入ってくる」とコメントしているが、日本だと大学生がこういう状況だろうか。
ホワイトカラー専門職も人手不足ではあるのだが、そのレベルの仕事をするためにはすでに修士が必要という北欧の現状。一般の高教育がいちばんあぶれることになってしまう。
Monday, December 10, 2012
汚職のもっとも少ない国
Finland och Danmark världens minst korrupta länder
Finland och Danmark är, tillsammans med Nya Zeeland, världens minst korrumperade länder. Det visar den årliga kartläggningen från Transparency International.
2012-12-05
De nordiska länderna har traditionellt placerat sig i toppskiktet i Corruption Perceptions Index. Sverige kommer i år på fjärde plats, Norge och Island på sjunde respektive elfte plats.
Bland EU-länderna visar Grekland och Spanien, som rammats hårt av finanskrisen, dåliga resultat. Afghanistan, Nordkorea och Somalia står för årets bottennoteringar.
CPI-indexet sammanställs av data från oberoende institutioner med fokus på ledarskap och affärsmiljö. Datainsamlingen spänner över de senaste 24 månaderna.
Wednesday, November 28, 2012
デンマークの授業時間総数延長か
義務教育の授業数を増加させる案をデンマーク政府が提起。
政府案では0年生から3年生までが1日6時間、4年生から6年生までが7時間、7年生から9年生が7.4時間。教育改革の一部だが、すでに野党の支持も取り付け、採択される見込みとなった。
しかし教師たちの給与は変わらず。授業時間が長くなるため、教室以外での業務を近代化させ、1日の労働時間が変わらないようにすると政府では考えているが、具体的にどう近代化するかについては明確ではない。
教師連盟は政府に対話を申し込んでいるにも関わらず、受けてもらえていないことに抗議している。授業数が増えるのがいやというより、どういう問題が生じるかさえ提起できていないことが不満だとのこと。
http://jyllands-posten.dk/politik/article4926488.ece
またすでに実験的にこの授業数を実施している12校を評価したところ、同じ授業数でも授業の仕方や内容で差が生じていることから、授業数だけを増やせばよいものではないという意見もある。
http://www.bt.dk/danmark/flere-skoletimer-goer-ikke-elevere-klogere
政府案では0年生から3年生までが1日6時間、4年生から6年生までが7時間、7年生から9年生が7.4時間。教育改革の一部だが、すでに野党の支持も取り付け、採択される見込みとなった。
しかし教師たちの給与は変わらず。授業時間が長くなるため、教室以外での業務を近代化させ、1日の労働時間が変わらないようにすると政府では考えているが、具体的にどう近代化するかについては明確ではない。
教師連盟は政府に対話を申し込んでいるにも関わらず、受けてもらえていないことに抗議している。授業数が増えるのがいやというより、どういう問題が生じるかさえ提起できていないことが不満だとのこと。
http://jyllands-posten.dk/politik/article4926488.ece
またすでに実験的にこの授業数を実施している12校を評価したところ、同じ授業数でも授業の仕方や内容で差が生じていることから、授業数だけを増やせばよいものではないという意見もある。
http://www.bt.dk/danmark/flere-skoletimer-goer-ikke-elevere-klogere
Subscribe to:
Posts (Atom)