Wednesday, May 26, 2010

スウェーデン社会福祉法改正


スウェーデンの社会福祉法が多少変わる。

ひとつは高齢者福祉に関わる部分で、高齢者の尊厳を重視し、主体的な満足感を基調にすることとなった。尊厳の重視とは、自信のアイデンティティ、生活習慣、個人所有物などをとりあげないなど。満足感は第三者の評価ではなく、高齢者自身が自分の生活に満足してるかどうかを基準にする。

http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=37&rm=2009/10&bet=116&typ=prop
http://www.riksdagen.se/webbnav/index.aspx?nid=3322&rm=2009/10&bet=SoU19
http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=3120&doktyp=betankande&bet=2009/10:SoU18

もうひとつは「サラ法」に関する部分で、これまで高齢者施設、障害者施設のスタッフは、虐待や放置があった場合には通告の義務があったが、これが社会福祉関連施設全体のスタッフに拡大され、今後は実際に起こっている虐待だけでなく、虐待につながりそうな状況が発生した場合にも通告の義務が生じる。

http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=37&rm=2009/10&bet=131&typ=prop
http://www.riksdagen.se/webbnav/index.aspx?nid=3322&rm=2009/10&bet=SoU19
http://www.riksdagen.se/Webbnav/index.aspx?nid=101&bet=2009/10:124